勤務先の薬局が買収される!?従業員はどうなる?良くあるケースを解説
こんにちは!
寿五郎です。
経営者の高齢化に伴い、中小の薬局が買収されるケースが増えているような気がします。
今回は大手さんに中小の薬局が買収されるとどうなるのか。
良くあるケースを書いていきます。
大手のグループだが大きな変化がない場合
2016年11月にみよの台薬局さんが総合メディカルさんに買収されています。
今の所みよの台さんの採用はみよの台さんで行っており、グループですが別の法人として経営されております。
池田さんという方が創業者兼経営者だったのですが現在は総合メディカルの方が代表になられています。
買収直後に会社へ伺ったことがありますが、人材の異動は考えていないという事でした。
今はどうなっているのかはわかりませんが代表者が変わっているので少しずつ変化はしているでしょう。
中小の薬局に電話してみると
「うちは○○薬局のグループだけど基本的にはあまり関係ない」という事もたまにあります。
薬の仕入れ値が安くなることもあり、グループとして所属している会社も中にはあります。
買収元のグループに突然なる場合
日本調剤グループに薬栄さんがなっています。
2020年3月に薬栄さんの本社が日本調剤さんのオフィスに移転し、
薬局名は2020年10月から変更になっています。
これくらいのスピード感ですとほぼ間違いなく日本調剤さんが主導になっていくはずです。
2024年時点で薬栄さんは完全に日本調剤さんになっています。
買収された時のよくある流れ
色々とあるので全ての方に当てはまるとは限らないですが、
すぐに合併先が主導権を持つ場合はその合併先の人事の方が来ます。
その際に合併先へ転籍になることや給料の説明を受けます。
そのうえで在籍するかしないかなどの確認をされます。
この時にしっかりと条件を確認しましょう。
確認すべきこと
大手さんの給料体系になるタイミングや休日休暇、退職金、異動・応援の有無などについてです。
基本的に疑問に思った事は全て確認し、メモをしておきましょう。
しっかり確認しておかないと、転籍後に困惑することも増えるはずです。
転籍を断った場合に会社都合の退職になるかも聞いてみましょう。
もしならないと言われた場合は労働局や労働問題に強い弁護士さんに確認してみるのも一つです。
会社都合の退職であれば失業給付をそれほど待たずに受けることができます。
よくあるのが半年もしくは1年間は今の待遇を保証するという形です。
このケースは一定期間後に大手の社員の待遇になると思って頂いて間違いないです。
どうしても合わなさそうであればこういった期間で転職をする必要があります。
まとめ
勤務先が買収されることになったら不安なことは全て確認しましょう。
その中で不安なことがあれば労働局や弁護士に相談することをお勧めします。
弊社でも転職相談に乗っています。
何かあればお気軽にご連絡ください。
では!