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知らないと始まらない!SNS広告の費用対効果について解説!

2021.4.12

こんにちは!

寿五郎です。

今回はおそらくSNS広告を始める前に多くの方が疑問に思うこと、つまり

「SNS広告って効果あるの?費用対効果あうの?」

について考えていきます。

当然ながら、業種やターゲティングにもよるので、費用対効果については一概には言えないのですが、それぞれの業種やターゲティングごとの傾向はありますのでそちらをご紹介していきます。

そのため、この記事ではSNS広告向いている業種や費用対効果のでやすいターゲティングについても触れながら、各SNS広告(facebook・インスタグラム・LINE・twitter)の平均クリック率(CTR)、平均クリック単価(CPC)について見ていきます。

 

SNS広告に向いている業種

 

SNS広告といっても、facebook・インスタグラム・LINE・twitterとそれぞれの特徴は大きく異なり、またユーザー属性も異なっています。

そのため、それぞれの媒体で向いている業種も異なってきます。

詳しくは「【知らないと損をする】SNS広告の種類と向いている商材について」で解説していますのでこちらをお読みください。

ここでは簡単にそれぞれの媒体ごとに向いている業種を見ていきます。

 

facebook広告

一時期人気のあったfacebookですが、近年ではfacebook離れが見られます。

しかし、ビジネスパーソンによる利用は依然多く、比較的B2B商材が向いているSNSと言えます。

また、facebook上のデモグラ情報はユーザーが能動的に登録した情報ですので、精度の高いターゲティングができます。

 

ターゲティングでリマーケティング広告の次によく使用されるのが類似ターゲティングです。

類は友を呼ぶと言いますが、リマーケティングリスト上のユーザーとつながりのあるユーザーは同じ関心を持っている可能性が高い傾向があります。

facebookの成功事例となると多くの場合この類似ターゲティングを使用しています。

facebook広告をする場合は、まずはリマーケティングと類似ターゲティングをやってみましょう。

 

インスタグラム広告

facebookとは対象的に若者を中心にユーザー数を伸ばしているのがインスタグラムです。

特に若い女性に人気で「インスタ映え」という言葉が流行しました。

若い世代が多いため、向いている商材・業界としてはアパレルやコスメ、旅行などがあげられます。

 

ターゲティングについてはフェイスブック広告から配信することになるので、基本的に同じになります。

 

LINE広告

LINE広告は老若男女問わず国内8,600万人以上が使用しており、SNSの中では圧倒的な存在となっています。

また各ユーザーと「友だち」になることでセールス情報を送ることができるなど、メルマガ配信に近い機能も備えています。

幅広い世代に使われているため、この業種が向いているというのはあまりないですが、ゲームとは相性がいい傾向があります。

 

ターゲティングについては他SNS広告と同様、類似ターゲティングがよく使用されています。

また先程のメルマガ配信のために、CPF(友だち追加広告)を使用する企業も増えてきています。

 

Twitter広告

Twitterの魅力はなんといってもその拡散性です。

そのため、話題性のある商品や共感の得られるストーリー性のある商材が向いていると言えます。

仮に話題性がなくても話題性がでるように工夫を凝らすことでtwitterでも注目を浴びることができる可能性もあります。

 

ターゲティングとしては、趣味・嗜好が同じユーザー同士のつながりが強く、フォロワーが似ているアカウントのターゲティングなどを使うことが多くあります。

Twitterに関する詳しいターゲティングについては「【5分で理解】ツイッター広告とは?ターゲティングをすべて解説」を読んでみてください。

 

SNS広告の平均クリック率・クリック単価

 

まず前提として、SNS広告に限らず、ディスプレイ広告のクリック率やクリック単価はターゲティングによって大きく変わります

リマーケティングを使用していればクリック率は高い傾向がありますし、獲得率も高くなります。

その結果、入札をあげて配信機会を最大化、獲得数を最大化という流れになるのでクリック単価も高くなります。

そのため、これから紹介するクリック率やクリック単価はあくまで参考値としてお使いください。

クリック単価がわかれば他のメディアでの獲得率を参考に獲得単価やROASを算出することができますね。

 

facebook広告・インスタグラム広告

facebook広告やインスタグラム広告のクリック率はすでに述べたようにターゲティングによって大きく異なります。

そのため、あくまで参考値ですが、リマーケティングであれば1%以上、類似配信で0.7%、デモグラフィックデータ配信で0.5%程度が目安となります。

クリック単価については100円程度が目安とされています。

 

Twitter広告

Twitter広告は他のSNS広告に比べると比較的クリック率が高い傾向があります。

Twitter広告の統計をとっているStatistaではTwitterのクリック率を公開していますが、クリック率は0.8%から1.5%となっています。

私の経験上、配信方法によっては4%程度のクリック率となることもあります。

またクリック単価は目的やターゲティングによりますが、私はだいたい30円程度から始め、表示回数や獲得単価に応じて調整しています。

 

LINE広告

LINE広告ではLINEが参考CTRを出していますのでそちらを見ていきましょう。

以下はLINEの公式資料の抜粋ですが、それぞれのターゲティングの参考CTRは以下のようになっています。

  • オーディエンス配信:1.0%
  • 類似配信:0.7%
  • LINEデモグラフィックデータ配信:0.5%

オーディエンス配信というのはサイト訪問者やアプリ内アクションデータ、LINE公式アカウントの友だち情報、自社で保有するカスタマーデータなどを利用した広告配信となります。

クリック単価についてはLINE広告は自動入札が多いため調整が難しいですが、36円が最低入札単価(目的:ウェブサイトへのアクセス)となっています。

 

SNS広告の費用対効果

 

SNS広告の費用対効果を考える際に重要なのは、ダイレクトレスポンス(コンバージョン)だけを評価の指標としないことです。

SNS広告でフォロワーや友だちを増やすことができると、その後のオーガニック投稿でもそのユーザーにもアプローチできることになります。

結果、将来的な顧客基盤を築くことができます。

もし最初は堅実にできるだけ安い獲得単価で獲得数を伸ばしていきたいという場合は、まずはリマーケティング広告、その後類似配信を実施することをおすすめします。

なお、リマーケティングをする場合はリストわけを忘れずにすることが重要です。

詳しくは「ディスプレイ広告の種類と効果の出る使い方ノウハウ」をご覧ください。

Posted by 寿五郎


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