【※悲報】EC部門が広告代理店の運用費用を気にして失敗する理由

こんにちは!
寿五郎です。
EC部門で広告運用を代理店に頼んでいると必ず出る話題が「運用代行手数料」です。
結論を先に書くと、ネット広告でECの売り上げをあげたいのであれば代行手数料を気にしすぎない方が良いです。
それよりも運用の内容や質で選びましょう。
ネットの広告代理店に支払う手数料
広告代理店に支払う費用は
「月額の広告予算の20%~30%」
が一般的です。
わかりやすく言うと、20%の広告代理店を利用した場合
「月にGoogle広告を100万円使ったら20万円を別途広告代理店に支払う」
という形です。
余談ですが広告費80万円を使って20万円請求してくる会社もあります。気を付けましょう。
(合計100万円になるため)
大手の代理店であれば
「月1000万円の広告予算であれば手数料は10%でも良いですよ」
というケースもあります。
この場合、運用代行の手数料が月100万円を超えるためですね。
1人の運用者を充てても問題ない手数料です。
この辺りは代理店と相談してみましょう。
弊社も広告費が高い会社さんは固定の運用費で運用させて頂くことがあります。
運用費用が安いほど雑になる
ECに限らずですがネット広告の運用手数料が安くなるほど実は得をしません。
理由は
「運用時間=人件費=運用手数料」
となっており、運用手数料が安いほどに御社のECサイトの広告の運用時間は短くなるからです。
「毎月の広告運用代行費が3万円におさまった!やった!」
と喜ぶ担当者もいますが、広告の運用方法(アカウント)を拝見すると笑えないケースがほとんどです。
代理店によっては自動運用ツールを使って機械が運用していることもあります。
悪い循環になるのは避けたい
運用代行費を節約しているつもりでも、
無駄なネット広告を出稿していて結果的に大損しているケースがほとんどです。
それを経験したEC部門の担当者はほぼ間違いなく
「ネットの広告は効果がない」と話します。
2019年ネット広告の利用総額はテレビを超えました。
効果がない、利益が上がらない広告に多くの企業が多額の費用を投じるでしょうか?
厳しい言い方ですが、ネット広告で成果が出ないのは代理店への手数料をケチった結果でしかないです。
「安かろう悪かろう」がネット広告の運用
ここまで読んでいただけるとお分かりになりますが、「安かろう悪かろう」が広告運用です。
広告予算にもよりますが、仮に1日3時間見なければいけないアカウントであれば月に60時間の時間を要します。
「凄い人に頼んだから時短できる!」という訳では無いです。
100m走をどれだけ頑張っても5秒で走れる人がいないのと同じで、
確かに普通の人よりは効率的に運用しますがそれでも限界があります。
普通の法人では月3万円の代行費用ではとても賄えないです。
オフィス代や設備費なども含めれば時給換算では更に低くなります。
それらも踏まえて慎重に検討しましょう。
まとめ
EC部門の担当者が広告運用の代行費を気にして失敗する理由を書きました。
安かろう悪かろうになりやすいのがECの広告代理店です。
弊社ではアカウントのセカンドオピニオンを行っています。
お気軽にご相談ください!
では!