Yahoo広告のMCC機能で他の代理店とのアカウント共有が可能に

こんにちは!
寿五郎です。
Yahoo広告でもMCC機能が実装され、使い勝手が格段に良くなっています。多くの広告主様にとっては謎めいた機能かもしれませんが、代理店にとっては非常に重要で、なぜ今までなかったのか疑問に思うほどです。
YahooMCCアカウントとは
MCCとはMy Client Center(マイクライアントセンター)のことで、アカウントをグルーピングする機能があります。MCCを利用することでアカウントへアクセスできるユーザー権限の管理が簡潔になり、アカウント共有の効率化にもつながります。
他代理店との共有ができるように
今まではYahooMCCを利用していても他代理店には権限を付与することができず、新しいユーザーを作成する必要がありました。今回のアップデートにより、MCCを通して他の代理店と広告アカウントを共有することができるようになっています。広告アカウントを所有している代理店とは別の代理店に運用のみを任せることも簡単になります。
■対象サービス
検索広告
ディスプレイ広告
■提供開始日
2021年1月27日(水)
■上限アカウント数
1つのMCCアカウントに対し、関連付けられる広告アカウントは200個までです。
1つの広告アカウントに対し、関連付けられるMCCアカウントは5個までです。
Google広告では既に共有可能
実はGoogle広告では随分前からMCC機能があり、他代理店との共有も簡単にできていました。Yahoo広告としては、ようやく機能が実装できたといったところでしょう。MCCに限らず、Google広告に実装される機能を後からYahoo広告が実装する流れになっています。
まとめ
今回のアップデートはアカウント管理に関するものですので、広告効果が高まるようなものではありません。しかし効率的な運用をするには活用するべきですので、特に広告代理店の方々は是非チェックしておいてください。