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【必見】薬剤師さんは飽和しません!安心してください!

時間をかけて慎重に職場を選べる薬剤師の転職エージェント

こんにちは!寿五郎です。

 

今回は薬剤師さんなら一度は耳にしたことがある、

薬剤師さんは飽和するのかどうかについて書いていきます。

 

「薬剤師はもう余っている」と耳にすると、不安になる方も多いと思います。

ただ実際は、エリアや働き方によって大きく状況が違います。

データ上は薬剤師数は増えていても、現場ではまだ人手不足が続いています。

 

結論を先に書いておくと

「薬剤師だからなんとかなるだろ」

というスタンスでお仕事されている方には厳しい時代になるかもしれません。

なるべく一つの会社で長く勤め、かつキャリアアップをしていきましょう。

 

 

薬剤師が飽和するか気になっていますか?

 

2017年12月に厚生労働省が

「薬剤師の資格保有者が30万人を超えた」

と発表しました。

コロナの影響もあり、都心部の薬剤師不足は解消されつつあります。

 

ただ、資格を持っている=現場に出ているとは限りません。

免許保有者のうち実際に就業しているのは7割程度といわれています。

特に産休・育休明けの復職支援が進まない地域では、慢性的な人手不足が続いています。

 

その1.慢性的に人が足りていない

 

地方では「飽和する」という話は聞きません。

ただし、都心部では充足傾向になりつつあるので注意しましょう。

具体的には札幌市、仙台市、さいたま市、東京23区内、大阪府内、福岡市内、などの都市部です。

 

ただ今でも

「薬局を大きくしたいけど人が足りないからできない」

なんて話はよくあります。

「人が足りないから薬局を売りたい」という話まで出てくることがあります。

飽和するイメージからは少しかけ離れています。

 

 

日本は労働者にはいい国!?

 

一般企業のお仕事でも人が足りていないのに、

国家資格を持っている薬剤師さんが急に充足することはまずありません。

 

また仮に来月から急に飽和したからと言って、

企業は常勤の方を余程のことが無い限りクビにすることはできません。

 

気になる方は労働基準法を調べてみてください。

その為、安心してお仕事をして頂ければと思います。

 

 

その2.女性が多い為

 

女性が65%を占めるのが薬剤師の仕事です。

その為、女性が育児や出産のために

退社されてそのまま家庭に入ることが多くあります。

 

こちらは看護師さんも同じです。

 

また産休から復帰された方の代わりに違う方が産休に入られたりします。

大手さんですと、産休に入られている方が50~100人いたりします。

一部の方はそのまま家庭に入られたりするので、急に充足することは難しいと思います。

 

薬剤師の資格を持っているけれど

勤務していない薬剤師さんもかなり多くの人数いらっしゃいます。

 

これらの方が一度に復帰されたら状況は良くなるかもしれませんが、

飽和までには至らないのではないでしょうか。

 

 

希望勤務時間によっては注意!

 

先ほど記載した通り、女性が多い為育児をされている方も多いです。

その為、9時~17時前までの保育園が預かってくれる時間帯の勤務というのはとても人気あります。

 

ベッドタウンなどの人が多い地域では薬剤師さんも多く、

勤務時間帯によっては飽和している可能性が高いです。

 

 

飽和していないけど就職できない人

 

男性の薬剤師さんには薬剤師業界もハードルが高く、

転職を繰り返している人は少しずつ条件が悪くなっていきます。

その為、出来るだけ転職をしないようにしましょう。

 

社数は意識しましょう

 

20代で2社。30代で3社。40代で4社。

これくらいがラインでこれより増えてしまうと、転職が難しくなってきます。

 

男性は特にですが、社数が増えるほど理由はどうであれ信頼されなくなります。

転職時の年収交渉も難しくなりますし、最悪転職が出来なくなります。

 

 

まとめ

 

基本的に薬剤師は飽和していない。

但し一部のエリアや時間帯では既に飽和しつつある。

 

仮に全ての勤務先や時間帯で飽和したとしても正社員は簡単にクビにはできません。

理想は正社員でひとつの職場で長くお勤めになる事です。

 

キャリアアップを意識して、調剤だけでなく在宅や管理業務などを経験すると強いです。

「資格を持っているだけの薬剤師」から「頼られる薬剤師」へシフトすることが、これからの安定につながります。

 

弊社も就職転職のお手伝いをしております。

何かあればお気軽に!では。