あの社長はどうやって独立したのか?調剤薬局を開業したい薬剤師さんへ

こんにちは!
寿五郎です!
今回はキャリアとは少し違うかもしれませんが、
独立・開業について書いていきます。
私が色々な社長とお話しする中で聞いてきた話となります。
ちなみにドラッグストアは大手が強くなかなか独立は難しいです。
大手さんにM&Aで買収される中小のドラッグストアも多いです。
その為、今回は調剤薬局がメインの記事となります。
独立にはいくつもパターンがあります。
調剤薬局の独立には大きく3つのパターンがあります。
そちらを記載していきます。
調剤薬局グループから独立
独立を支援している調剤薬局も多いです。
そちらで勤務し、ご自身と会社のタイミングで独立をするというものです。
多くの独立支援をしてくれる調剤薬局はフランチャイズの契約となるでしょう。
薬局名は同じだが運営法人と社長が違うという形です。
セブンイレブンなどのコンビニと同じです。
フランチャイズの場合はロイヤリティ(売上の数%を本部に支払う)
が発生することが多いので、手元に残る利益が想定より少なくなるケースもあります。
契約内容は必ず確認しましょう。
調剤薬局で独立する際の注意点
「独立したい」という薬剤師さんは向上心が強い方が多いため、
あえてサイトに「独立・開業支援」と記載している会社もあります。
向上心が強い方を採用して勤務してもらいたいだけという会社も中にはあります。
そういった会社に就職されると、いつまでも独立はさせてもらえません。
入社前に
「いつ、どういう薬剤師さんがどこへ出店(独立)されたか」
をきちんと聞きましょう。
慎重に慎重を重ねるのであれば、そちらの薬局へ行って話を聞いてみるのもひとつです。
独立した経緯やかかった費用・時間などを教えてくれるはずです。
そういった機会がないのは怪しいかもしれません。
業務を通してドクターと知り合う
「勉強会」や「知り合いを通じて」「ご本人がMRだった」
などドクターと知り合って独立される方もいらっしゃいます。
大学病院や総合病院などに勤めていたドクターが独立される際に
「良かったらうちのクリニックの前に薬局出さない?」
といったイメージです。
病院の薬剤師さんを引き抜くわけにはいかないのでMRの方に声をかけていることが多い気がします。
ただし、独立の際に特定のドクターに依存しすぎると、
クリニック側の事情で処方箋枚数が急減した時に経営が不安定になるリスクもあります。
地域密着で展開している社長さんなどは、
独立・開業後もこういった情報収集をされている方が多いです。
店舗展開をする際に必要な情報になるからです。
売りに出している調剤薬局を探す
「薬剤師が集まらない」
「社長兼薬剤師の高齢化」
などを理由に薬局を閉めるケースがあります。
そういった調剤薬局を譲渡してもらう方もいらっしゃいます。
M&Aという言い方をしたりもします。
仲介をする専門の業者もありますが、
薬剤師のお知り合いが多い方はこういった情報が入ってくるようです。
仲介業者を頼むよりご自身で税理士や弁護士に頼まれた方が安くすむでしょう。
ただ経験値不足は否めないのでより慎重になる必要があります。
また個人でお探しになるのでしたら、
薬剤師会で案内してもらったり、
FAXDMなどを送ってみるのも一つだと思います。
後継者がいなく廃業になっている薬局は意外に多いです。
残念ですがコロナのタイミングで店を閉める方もいらっしゃるはずです。
こういったケースからも独立や経営をしている
薬剤師の知り合いを増やすことが重要だとわかります。
独立・開業には多額の資金が必要
独立・開業には夢がありますが多額の資金が必要となります。
規模・地域によりますが
「最低1000万円は必要だ」
と話される社長さんもいらっしゃいました。
一人でどんな処方箋も対応できるスキルと管理薬剤師としてのスキルも必要となります。
軌道に乗り他の薬剤師さんを雇うまでは一人で業務をこなさなくてはいけません。
そして開業資金が必要です。
独立するためには計画を立てて実行していくスキルも重要となります。
まとめ
薬剤師さんが独立・開業していく方法を書いていきました。
「独立したい!」という方はお気軽にご相談ください。
独立支援をされている社長をご紹介できるかもしれません。
では!





























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