【劇的】ツイッター広告の効果的なターゲティングの使い方を解説!

こんにちは!寿五郎です。
今回はツイッター広告の効果的なターゲティングの使い方をツイッター社が公開している成功事例を交えながら解説していきます。
ツイッター広告のターゲティングについては「【5分で理解】ツイッター広告とは?ターゲティングをすべて解説」で解説していますのでそちらをお読みください。
まずはターゲティングの種類から見ていきます。
ツイッター広告のターゲティングの種類
ツイッター広告のターゲティングの種類については先程紹介した記事で詳しく書いていますが、ざっくり以下のような種類があります。
- デモグラフィックターゲティング
- 地域ターゲティング
- 言語ターゲティング
- 端末、プラットフォーム、WiFiターゲティング
- 年齢ターゲティング
- 性別ターゲティング
- オーディエンスターゲティング
- 会話ターゲティング
- イベントターゲティング
- ツイートにエンゲージメントした利用者のターゲティング
- キーワードターゲティング
- 映画とテレビ番組のターゲティング
- 興味関心ターゲティング
- フォロワーが似ているアカウントのターゲティング
- 既存顧客へのターゲティング
- フォロワーターゲティング
- カスタムオーディエンス
もしこのターゲティングは何だろう?というのがありましたら【5分で理解】ツイッター広告とは?ターゲティングをすべて解説」でご確認ください。
今回ご紹介するのは、このターゲティングの中でも特によく使われている「キーワードターゲティング」と「フォロワーが似ているアカウントのターゲティング」、「興味関心ターゲティング」です。
キーワードターゲティング 成功事例
個人的に私が気に入っている、ツイッター広告を使ったアメリカの成功事例をご紹介します。
M.M.LaFleurは「女性が成功すれば、世界は良くなる」という女性の社会進出を掲げるファッションブランド。
International Women’s Dayなどのイベントに合わせてツイッター広告でプロモーションを行っています。
今回は2020年の選挙に合わせて行ったキャンペーンをご紹介します。
キャンペーン目的
2020年大統領選挙に行った人に対して、最大50%オフのクーポンを発行することにより、女性の選挙参加をすすめることを目的にこのキャンペーンは実施されました。
ユーザーは選挙にいったことを示す写真やスクリーンショット、話をツイッター上で投稿することにより参加資格を得ることができます。
使用したターゲティング:
- 25歳以上の女性
- 働く女性に関連したキーワード(「キャリアウーマン」など)
- ジェンダーエクイティに関連したキーワード(「ジェンダー平等」「女性の権利」など)
- 選挙に関連したキーワード
- 女性の社会進出に関連するアカウントとフォロワーが類似するアカウント
結果:
ツイッターの競合プラットフォームと比べて、比較的良い結果がでています。
ROAS:+8%
顧客単価:+31%
ツイッターは話題性のあるものと相性がいいことをうまく利用したキャンペーンですね。
また顧客とのエンゲージメントも深めることができた事例としても、いい事例だと思います。
International Women’s Dayや選挙の日にプロモーションすることで、M.M.LaFleurは女性の社会進出を大事にしているブランドなんだという印象を与えることもできていますね。
参考サイト: M.M.LaFleur A female-founded startup turned to Twitter to encourage people to vote
興味・関心カテゴリ— ターゲティング 成功事例
次にご紹介するのは、外出時の授乳室やおむつ交換台を探すことができるアプリ「ベビマ」の成功事例です。
キャンペーン目的
サービスの認知度を上げること、高い費用対効果で、アプリのダウンロードを増やすことを目標にツイッター広告を展開しています。
使用したターゲティング
- 興味・関心カテゴリ—の「家族」の「幼稚園・保育園」と「乳幼児」
- ライフステージの「母親」
結果
エンゲージメント率:1%以上
eCPE:20円~30円
※eCPE・・・エンゲージメント単価=合計コスト÷総エンゲージメント数
(課金対象外のエンゲージメント含む)
アプリストアの閲覧数が15%増加、実際のダウンロード数は5%増加
参考サイト:Twitter Babymap 成功事例
この商品は非常にツイッターと相性の良い商品だと言えます。
なぜならばツイッター上にはママ・パパアカウントが多く存在しており、同時に彼らにとっていい商品はリツイート(拡散)されやすいからです。
今回は、ターゲットがいるプラットフォームで、ターゲットの困りごとを解決する商品であったのでうまく受け入れられたのだと思います。
もし社会課題を解決するような商品を販売している場合はツイッター広告を試してみるのはどうでしょうか。
ツイッター広告のターゲティング
ツイッター広告のターゲティングを効果的に使う上で重要なことは、どうすれば最適なユーザーにアプローチすることができるかを考えることです。
例えば、通常のファッションサイトであれば、キーワードターゲティングで「コート」としてもなかなか獲得には至りません。
むしろ、M.M.LaFleurがしたように、そのファッションサイトがもつコンセプトに共感してくれそうな人が、どのようなアカウントをフォローしているかを調査し、「フォロワーが似ているアカウントのターゲティング」を使用するほうが可能性があります。
仮にその場で購入に至らなくてもフォローしてくれる可能性は確実に高くなります。