ズバリ解決!薬学生からよく聞かれる、進路の悩みベスト3!
こんにちは!
寿五郎です!
今回は薬学生からよく質問される進路のお悩みについて書いていきます。
これで多くの薬学生の疑問は解決されるはずです。
先に3つ書いておくと
・会社(職場)による違いがわからない
・病院と薬局、どちらへ行くべきか
・年収を目的にドラッグストアで働くべきか
です。
それでは説明していきます。
その1.会社による違いがわからない
薬学生の進路相談で良く頂くのが
「調剤薬局がどこも同じに見える」
というお悩みです。
新卒時に多くの処方箋を見ておくのは今後のご自身にとって有益となります。
可能であれば総合病院に門前があり、そこへ配属してもらえる会社が良いと思います。
大手の調剤薬局さんでしたらほとんどそうなるとは思います。
地域密着の中小の調剤薬局に興味がある方は説明会などで確認されるといいです。
また大手さんは異動・転勤がほぼ確実に発生します。
「通勤時間(90分程度)がとても長い。」
「転居を伴う異動が発生する」
となりますので注意しましょう。
これで悩まれて入社3年以内に退職される方もいらっしゃいます。
長時間の通勤や転居を伴う異動が苦痛で転職するのであれば、
初めから長く勤められる地域密着の調剤薬局へ行きましょう。
どんどん出世していきたいのであれば大手さんです。
ただ異動や転勤を断ると出世コースからは外れる可能性が高いです。
調剤薬局による研修制度の違い
研修制度も会社により全く違います。
マナー研修だけなのか実務研修もあるのか。
大手さんはマネージャー研修など充実しておりますが、
中小の薬局はそこまで設けていないことがあります。
会社見学や説明会の際に研修についてしっかり確認しましょう。
多くは無いですが中小の薬局でも、1~3か月しっかりと研修をしてくれるところもあります。
その2.病院に行くべきか、薬局へ行くべきか
薬学生の進路の悩みでこちらも良くいただきます。
まずは業務を比較してみましょう。
病院は調剤業務以外に注射や点滴。
病棟業務や化学療法など多岐にわたります。
そちらは病院により異なるのでこちらも見学時にしっかりと確認しましょう。
例えばがん治療に携わりたいのにリハビリや療養型の病院に行っても携わるのは難しいです。
その為、
「どういった病気や症状でどういう薬が出されているのか。」
「ご自身が携わったお薬の効果はあったのか」
「医師や他の医療従事者はどういう考えで勤務しているのか」
などは病院の方がより深く理解できます。
ただし病院は組織としてしっかりしていない所も多く、
「入職したが全く教育して貰えない」
「人間関係が悪い」
「査定の仕方が不透明」
ということもあります。
当たり外れが大きいのでしっかり見学をしましょう。
自分が入社した時にどういう風に教育してもらえるかを確認しましょう。
可能であれば入職して3年程度の先輩とお話しできないか聞いてみましょう。
話を聞くと働き方がイメージできるはずです。
病院と調剤薬局の年収による違い
年収は場所によりますが、
50~100万円違ってくることもあります。
病院に興味をお持ちの方は就ける業務によりますが、
まずは病院で勤務されることをお勧めします。
理由は調剤薬局で数年勤めて病院へ転職されても
そちらのスキルは年収に考慮されないことがほとんどだからです。
その3.年収が高いからドラッグストアへ
薬学生の進路のお悩みで
「奨学金を返したいので」
という理由でドラッグストアを希望される方は多いです。
OTC部門に配属になって「思っていたのと違った」と退職するのであれば始めから調剤薬局へ行きましょう。
調剤のスキルは身に付けておいた方がその後のキャリアにとって有利です。
休みが希望に合わないかも
ドラッグストアは年末年始以外は開いているお店が多いです。
24時間営業の店舗に配属になったら夜勤が続くかもしれません。
毎年これらを理由に退職を希望される方が一定数いらっしゃいます。
勤務時間が長いから年収が高いのです。
年収の為と割り切れないのであれば止めておきましょう。
ドラッグストアの仕事内容に興味がないのであれば、
あまりお勧めはできません。早期の退職に繋がってしまいます。
まとめ
薬学生の進路でのお悩みについて書いていきました。
なにかあればお気軽にご連絡ください!
よろしくお願いします。