【必見】時給相場を知っても派遣薬剤師をやりますか？

こんにちは！

寿五郎です！

 

今日は派遣社員の時給相場とそれに伴うデメリットを書いていきます。

それらを知って、本当に派遣社員になるべきかを考えてみてください。

 

先に書いておくと派遣薬剤師のメリットは高時給です。

デメリットは地域によっては求人が少ないことやキャリアに影響を及ぼす可能性があることです。

それでは詳しく書いていきます。

 

下記はそのころの大変さを忘れないためにあえて残しています。

 

2021年5月時点での補足

コロナの影響で派遣薬剤師の求人が激減しています。

派遣の契約満了になる方も多数。

フリーランス薬剤師というのも出てきていますが

安定はしないので安定を求める方は止めておいた方が無難です。

 

2022年1月時点での補足

コロナの影響も減り、薬剤師求人も増えてきました。

派遣もほどほどに求人が増えてきているはずです。

ただしコロナの影響で長期の契約は難しいかもしれません。

慎重に検討しましょう。

 

 

派遣薬剤師のメリットは高時給

 

東京都内が一番派遣の求人が多いので、

そちらを参考にしていきたいと思います。

 

23区内：時給2500円～3000円

23区外：時給2700円～3300円

となります。

 

派遣の時給相場の参考にしていただければと思います。

派遣の時給は高い分、リスクもあります。

そちらは後ほど記載します。

 

「どこでもいい」なら高額時給も

 

「場所を選びません」という方は高額時給4000円も可能です。

ただし本当に全国どこでもという形になります。

 

時給4000円×1日8時間＝32000円

32000円×週5日＝16万円

16万円×52週＝年収780万円

かなりの高額求人となります。

 

 

派遣になった際のデメリット

 

派遣薬剤師の時給相場を知ったところで、

派遣になった際のデメリットも知っておきましょう。

 

そちらを踏まえて、直接雇用で勤務するか

派遣で働くかを決めた方がいいと思います。

 

地域によっては求人が少ない

 

地域によっては派遣の求人が少ないです。

例えば秋田県ですと、県内での派遣求人が50件以下です。（2018年11月26日現在）

 

追記：2020年1月30日時点で秋田県内の派遣は15件になっています。

派遣会社の求人は過去の募集もそのまま掲載していることが多いので注意しましょう。

 

「自宅から片道2時間かけないと高額求人がない」

という場合、通勤時間は往復4時間です。

引っ越しをされるか、近所の薬局で少し長く働いた方が給料は良いかも知れません。

 

また求人が少ないと、もし契約が終了すると次の仕事を見つけるのが大変になります。

その間に派遣社社員は給料が支給されません。

派遣は日給月給になる為、出勤した分以外の支給はされません。

 

次の求人が簡単には見つからないことも

 

派遣は受入先が少ないため、次の就業先が簡単に見つからないことがあります。

派遣は勤務した分が給料となる為、

次の就業まで1か月開いてしまったら

そちらはご自身の貯金を切り崩す形になります。

 

派遣会社への支払いが大きい

 

人事側の話になってしまいますが、派遣会社への支払いは時給+αとなっています。

 

派遣会社により異なりますが、

派遣社員の方が時給2500円を受け取る場合、

派遣会社への支払いは時間4000円程度となります。

一日32000円だとすると月間70万円以上となります。

 

時給4000円の職場は、支払いが時間5500~6000円程度となります。

1日で48000円。月で約100万円近くなります。

 

薬局としては赤字になる可能性があります。

つまり営業を停止しない為の苦肉の策と言えます。

 

新しい薬剤師さんが見つかったらすぐに契約は終了します。

その覚悟をもって高額の派遣へ応募しましょう。

 

スキルも時給も上がっていかない

 

時給は派遣先によって異なります。

「派遣を2年したけれど新しい派遣先で時給が下がった。」

良くある話です。

次の派遣先では前回の派遣先でどれくらい活躍されたかは関係がない為です。

 

またあくまで正社員やパートが決まるまでのつなぎのことがほとんどです。

そのため、スキルや経験を必要とされる仕事を任されることは多くありません。

長く続けても経験はつめないということが最悪起こってしまいます。

 

在宅や学校薬剤師など何か極めたいことがある方は

パートや正社員で勤務されることをお勧めします。

 

出産手当金がもらえないかも

 

妊娠がわかった後に職場に報告すると契約が満了になる可能性もゼロではないです。

その場合、出産手当金が支給されない可能性はあります。

（余談ですがこれらの理由から弊社では派遣は扱っていません）

 

派遣薬剤師で転々とすると･･･。

 

派遣会社で1社ととらえてくれる人事の方もいますが、

派遣先ごとに1社と認識する人事の方もいます。

この場合、派遣で転々とすると職歴がどんどん増えていきます。

 

「派遣での職歴が多いからうちでは採用できない」

と言われた方も過去にいらっしゃいました。

「職場を転々とする＝責任感がない・飽きっぽい」と判断する人事担当者の方もいます。

派遣薬剤師として働くことの目的を持つようにしましょう。

 

 

まとめ

 

派遣薬剤師の時給相場を知りデメリットも知ると

必ずしも良い話ではないということも理解していただけると思います。

ご自身の中でどうされたいかをしっかり検討されることをお勧めします。

 

弊社もエージェントです。

なにかあればお気軽にご連絡ください。

 

では！