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『売り手市場』なのに路頭に迷う薬剤師は何故いるのか?

時間をかけて慎重に職場を選べる薬剤師の転職エージェント

こんにちは!

寿五郎です!

 

今回は売り手市場でも転職できない可能性があることをお知らせしたく書きました。

2024年11月時点で「そう遠くないうちに薬剤師の売り手市場は終わるのでは」と個人的には考えています。

 

先に結論を書くと薬剤師とは言え転職回数が多いと給料アップなどが難しくなります。

最悪、就職先がなくなる可能性があります。

そういうケースは売り手市場などは関係ないです。

転職をするのであれば慎重になりましょう。

 

 

薬剤師の求人倍率は3.5倍

 

全ての職種を含めても間違いなく売り手市場の薬剤師。

5年ほど前の求人倍率は医師・歯科医師・薬剤師で10倍を超えていました。

2018年12月時点では4.59倍。

2020年10月時点では3.55倍。

 

相変わらずの売り手市場ではありますが急速に倍率は減ってきています。

 

人手不足と言われている看護師や介護士でも3倍程度なので、

薬剤師も変わらずに足りていない売り手市場です。

 

 

売り手市場なのに転職できない

 

それだけ人手が足りていない売り手市場なのに、

転職ができなくなる薬剤師は一定数いらっしゃいます。

その方たちには共通するポイントがあります。

 

これを読んでいただいている薬剤師さんが

「売り手市場なのに転職できない」

という事態を防ぐために、それらを記載していきます。

 

転職回数が多い

 

「転職はいくらしても大丈夫」

という風潮がありますが、これはウソです。

 

20代、30代くらいであれば、「若い」ということで採用になります。

しかし、40代・50代になると突然転職が難しくなります。

 

20代・30代で転職回数が3~4回の方は気を付けた方が良いかもしれません。

最近は20代でも半年程度で辞めていると採用を見送る会社は増えています。

 

特に男性は40代を超えて転職回数が多いと就職できなくなる可能性が高いです。

 

実際に脅しではなく複数名過去にいらっしゃいました。

気を付けてください。

 

女性はライフイベントで転職する方も多いですが、

それでも転職回数は重要です。

 

スキルアップ・自己研鑽を怠る

 

「薬剤師は人手不足」とほとんどの方が認識されている為、

スキルアップを怠る方がいらっしゃいます。

売り手市場とは言え、スキルアップをしない人は昇給していきません。

 

例えば調剤薬剤師の方であれば、

対応できる科目が増えるほど可能性が広がります。

逆に「この科目はちょっと」という苦手意識はなるべく早い段階で無くしましょう。

 

ごくまれに40代や50代の方で、

新卒や第二新卒とそこまでスキルが変わらない方もいらっしゃいます。

エリアにもよりますが、転職にかなり不利になることがあります。

 

多くの薬局やドラッグストアが未経験の中高年の方より、

未経験の新卒の方を採用される傾向があります。

 

「ドラッグストア行けばいいでしょ?」と言われる方も多いですが、

調剤併設が増えているので調剤経験がない方はそもそも応募できないことがあります。

 

 

多くの女性は大丈夫

 

先ほども記載しましたが、女性が7割を占める業界です。

子育てや出産などで転職や退職をされることには寛容です。

ほとんどの方が問題なく転職できます。

 

ただある程度のスキルがないとご自身が不安になると思います。

また条件を絞りすぎる方は求人が見つからなくなります。

 

「土日は絶対に働けない。15時までに帰りたい」

という方は売り手市場でも求人を見つけるのがかなり難しいです。

 

求人の条件はある程度、譲歩するようにしましょう。

 

 

まとめ

 

売り手市場でもしっかりとスキルアップをしていかなくては昇給なども難しくなります。

 

適当なことを言うエージェントも多いので気を付けましょう!

弊社も転職エージェントです。

何かあればお気軽に。

 

では!