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【プロが回答】薬剤師は結婚後、パートと正社員どちらがお勧め?

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こんにちは!

寿五郎です。

 

今日は結婚後の働き方に悩まれている薬剤師さん向けに書いていきます。

結論を先に書くと、パートと正社員どちらが良いかは人によります。

答えがはっきりせず申し訳ないです。

 

正社員とパートのメリット・デメリットを記載していきますので

判断の参考にしてもらえると嬉しいです。

 

 

結婚後の正社員のメリット・デメリット

 

まずは結婚後に正社員でいることの

メリット・デメリットを書いていきたいと思います。

 

正社員は年収が高い

 

正社員なので年収が高いです。

パートさんは基本的に賞与が支給されません。

支給されたとしても正社員ほどの金額はもらえません。

そのため、正社員の方は賞与分年収が高くなります。

 

また役職に就いている方のほとんどが正社員です。

キャリアをつまれると年収が上がっていきます。

 

パートより拘束時間は多い

 

結婚後だからと言って基本的には仕事の内容や拘束時間は変わりません。

人が足りないのであれば急な出勤や残業が起こりうる可能性はあります。

 

管理薬剤師やエリアマネージャーへの打診は断ることができますので、

勤務薬剤師であれば結婚する前と後で劇的に変わることもないでしょう。

 

ただお子さんの急なご病気などで休めるかというと難しくなります。

パートさんと休みの希望が被った場合、パートさんのお休みが優先になります。

 

そのため、結婚後、お子さんが生まれてある程度大きくなるまでは、

パートもしくは時短の正社員で働かれる方が多いです。

 

 

パートのメリット・デメリット

 

続いて結婚後にパートのメリット・デメリットを書いていきましょう。

 

パートだと年収は落ちる

 

パートさんでは基本的に賞与(ボーナス)はありません。

(稀に支給される会社もありますが基本的には寸志です)

また「勤務した時間=給料」になります。

お盆や年末年始などお休みになった分は給料が減る傾向にあります。

 

そのため、年収として考えると落ちることがほとんどです。

またドラッグストアでも時給が極端に上がるということはあまりないです。

 

拘束力も落ちる

 

年収が落ちる代わりに拘束力も落ちます。

 

「18時で退勤」の方が19時まで残ることはほぼありません。

多くの職場では18時15分までには退勤できます。

また急遽休まれる場合も正社員の方にゆだねて休むことも可能です。

 

まれにパートで勤務されている方が

正社員の仕事や管理薬剤師をされている職場がありますがレアです。

 

人員ぎりぎりだと色々と問題が発生する可能性がある為、

パートで勤務する場合は起こりうること(急な帰宅や欠勤など)

を事前に説明して理解を求めておいた方が無難です。

 

 

正社員とパートどちらがいい?

 

どちらが良いかは家庭の事情により変わってくるため断言はできません。

多くの女性薬剤師さんを見ていると、

結婚後はそのまま正社員で勤務されていることが多いです。

出産後にパートや職場の制度を利用され時短勤務される方も多いです。

 

会社によっては

「パートさんは産休に入るなら退職してほしい」

という会社さんもあります。

その場合はしっかりと会社と話し合い、必要であれば弁護士などの専門家にも話を聞きましょう。

 

またパート勤務を選んだとしても閉局時間より前に退勤が可能な求人は減っています。

正社員とパート、どちらが良いかはご家族としっかりお話合いされることをお勧めします。

 

 

まとめ

 

結婚後、正社員で勤務するかパートで勤務するかは

その方それぞれの家庭により異なります。

 

しっかり検討されることをお勧めします。

派遣薬剤師は契約期間が数か月単位と短いのであまりお勧めはしません。

それを選ぶのであればパートさんが良いと思います。

 

では!