【実録】ドラッグストアで働いている薬剤師が辞めたい理由

こんにちは!
寿五郎です。
今回はドラッグストアで働いている薬剤師さんからよく頂く、辞めたい理由について書いていきます。
先に要点を書いておくと
・調剤業務に携わることができない
・異動、転勤、応援が多い
・退勤時間が夜遅い
・休みが少ない
という理由を挙げる方が多いです。
ドラッグストアは給与水準が高く人気もありますが、そのぶん働き方も会社により大きく異なります。
入社前に特徴を理解しておくことで、後悔やミスマッチを防ぎやすくなります。
今回の内容は転職前のチェックリストとしても使えるので、ぜひ活用してみてください。
調剤部門に配属にならなかった
「調剤も学べると聞いたのに調剤部門に配属にならなかった」
という理由で退職を検討される方は多いです。
また調剤併設のドラッグストアで1日に処方箋が10枚程度という方もいらっしゃいます。
ただこの退職理由は次の職場から見ても悪い印象しか持たれません。
「調剤業務をそこまでやりたいのであれば初めから調剤薬局にしましょうよ。」
と言われてしまいます。
これからドラッグストアに入る方はこういったことが無いようにしましょう。
調剤経験を重視するのであれば、
最初から「調剤比率」や「配属実績」を確認することが必須です。
入社前にどの程度調剤に携われるか質問しておくとミスマッチを防げます。
実際、調剤経験が積めない状態が続くと、将来の転職で不利になるケースが少なくありません。
特に30代以降は経験値を重視されやすいため、「配属は希望通りか」「異動で調剤に入れる見込みがあるか」を必ず確認しておきましょう。
異動・転勤・応援が多い
大手さんが展開されているドラッグストアに多いです。
多くの会社さんが片道90分以内で配属先が選べません。
「私はきっと大丈夫」と入社される方は多いようですが、
総合職(年収が高めで全国へ行くことになる正社員)で入社すると転勤があります。
多いと1年おきに引っ越しを伴う転勤となります。
若いうちは良いですが年齢を重ねるととても大変になります。
転勤が嫌であれば年収は下がりますが地域が限定されている正社員で入社しましょう。
退勤時間が夜遅い
閉局時間が遅いドラッグストアは終電ぎりぎりまで開いています。
24時間営業の店舗もあります。
「8時から22時」という営業時間のドラッグストアも多く、
15時くらいまではパートさんも集まり易いため、
正社員の方は「14時~22時」のような遅番を任されることも多いです。
片道90分程度の店舗へ通勤となると帰宅時間が真夜中になっていることもあり、
それを理由に退職をされる方もいらっしゃいます。
会社の視点で見ると、
「夕方以降の勤務になる為、年収自体を高めに設定している」
ということになります。
高収入を実現できることがドラッグストアで働くメリットになります。
一方で生活リズムが崩れやすく、体調管理が難しくなる方もいます。
「夜型勤務が自分に合うかどうか」を冷静に判断しておくことが大切です。
特に小さなお子さんがいる方や、生活リズムを一定に保ちたい方には大きな負担になります。
夜遅い勤務が続くと睡眠時間が削られ、結果的に体調を崩してしまうケースもありますので、ご自身のライフステージに合わせて慎重に考えてみてください。
休みが少ない
多くのドラッグストアが「4週8休or9休」です。
「4週8休」の会社はこちらに夏季と年末年始の休暇10日程度がプラスされ、年間休日105日程度になります。
調剤薬局は年間休日が120日程度となる為、多くのドラッグストアの方が休みが少ないです。
また土日祝日や年末年始、お盆も関係なく営業しているドラッグストアが多いです。
それが嫌で辞めたいという方もいらっしゃいます。
「人間関係が悪い」はそこまで聞かない
OTC業務は調剤薬局や病院のように他の薬剤師と業務を進める機会が少ないため、
ドラッグストアではそこまで人間関係が悪いという話を聞きません。
店内が広く、それぞれの従業員さんが役割分担されていることも影響していそうです。
まとめ
ドラッグストアで働いている薬剤師さんが辞めたい理由を書いていきました。
人間関係もそこまで悪くなることも少なく年収も高めです。
挙げた辞めたい理由を気にされない方であればドラッグストアはオススメです。
弊社も転職エージェントです。
何かあればお気軽に。
では!





























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