就職活動している薬学生向け

【2024年版】薬剤師の国家試験後に就職活動!?良い求人の見つけ方

時間をかけて慎重に職場を選べる薬剤師の転職エージェント

こんにちは!寿五郎です!

毎年多くの学生さんへ国家試験後の就職先を紹介している弊社が国家試験後の就職活動について書いていきます。

 

 

結論を先に書くと薬剤師の国家試験後が一番求人数が多いです。

国家試験後の自己採点で合格見込みになっていれば応募可能です。

 

理由は国家試験に落ちてしまい内定が取り消しになる人がいてその枠が空くためです。

就職は間違いなく出来るので焦らずに自分に合う職場を探しましょう。

 

都市部で就職したい方は出来るだけ早く就職活動を行いましょう。

都市部の就職希望者はたくさんいて、4月1日入社を希望する方は国家試験後の翌週には動き始めています。

 

それ以外のエリアの方は1か月程度休んで5月以降に就職することも十分可能です。

 

 

国家試験後の就職活動ってどうすればいいの?

 

国家試験後でも就職活動、そして就職は可能です。

中小の調剤薬局や中小の病院に関して言うと、国家試験後が一番多く求人が見つかります。

 

就職活動は自己採点で合格見込みになったタイミングでも良いですし、

正式に合否の発表が出てからでも間に合います。

 

薬剤師に関していえば、いまだに需要が多くあるため国家試験後に就職活動を始めても全く問題ありません。

 

大手製薬会社や国公立の病院などを受ける方は実施の時期が決まっているので、

国家試験後に受けることはほぼ不可能です。

ごく稀に地方の公的病院では薬剤師不足の所は国家試験後でもOKしてくれることもあります。

気になるのであれば連絡してみましょう。

 

大手調剤薬局・ドラッグストアは内定取り消しになる方もいらっしゃるので

直接人事の方に連絡してみるのも一つです。

 

 

国試後に求人を探す方法は二つ

 

国家試験後に求人を探す方法はおおまかに分けて二つあります。

「ご自身で探す」か「エージェントに頼むか」です。

それぞれを説明していきます。

 

ご自身で新卒OKの求人を探す

 

そのままです。

国家試験終了後にご自身で探すことになります。

 

大学の就職課にある求人票を手あたり次第見てみましょう。

募集要項が来年度となっていても関係ないです。

多くの法人が国家試験合格予定であれば面接をOKしてくれるはずです。

 

薬剤師予備校の場合、ほとんど転職支援会社が介入しています。

大学は法人側から費用を徴収することはほとんどありませんが、予備校は転職支援会社から費用を徴収して学生さんを紹介しています。

その為、イマイチな職場でもゴリゴリ紹介してきたりします。

 

出来れば大学の就職課で探されることをお勧めします。

 

インターネットも活用する

 

薬局などのサイトは検索をしたら出てくるはずです。

この場合、就活サイトではなく薬局や病院などのサイトを指します。

 

病院希望の方は日本病院会などのサイトを見て、

自分の通える範囲の病院に連絡をするのもありです。

また薬剤師会の多くがサイトを持っているので検索してみましょう。

 

就職サイトは大手調剤薬局・ドラッグストアしか載っていないことが多いです。

理由は掲載費用が高く、地域密着の会社さんなどは敬遠されます。

 

法人のサイトの有無は関係ない

 

「今時サイトがない会社なんてよくないよ」

という意見も見受けられますが、医療機関に関してはあまり関係ない気もします。

サイトが充実していなくても患者様と良い関係を築いている会社も多いです。

特に病院や薬局はその傾向が強いです。

 

 

就職先探しをエージェントに頼む

 

弊社のようなエージェントに頼むのも一つです。

毎年多くの学生さんへ国家試験後の就職先を紹介しています。

 

弊社にご相談頂いた方からよく頂く感想が

「こんな会社の求人あるんですね!!」

ということです。

 

大手ナビサイトに載っていない会社もご提案できますし、

給与や待遇の部分で客観的な判断をします。

 

売上重視で適当なことをいうエージェントもいるので気を付けましょう。

「早く就職しないと!」

「国家試験後は求人がないから急いで!」

などむやみやたらと急かすエージェントは要注意です。

 

特に国家試験予備校が提携しているエージェントの紹介先はイマイチな気がします。

国家試験後ですが「本当に自分の希望に合っているのか」と焦らず慎重に探しましょう。

 

焦って就職先を決めるのは危険かも

 

国家試験後に急がなくても就職は出来るので、

慎重にご自身にあう就職先を探しましょう。

 

国家試験後の7月に就職された方もいらっしゃいます。

国家試験合格後、免許の申請をされて4月~5月に旅行。

6月から就職活動をされて7月から勤務という形です。

 

「4月1日から勤務したい!」という方も多いですが

焦るとミスマッチで早期退職になる可能性も高くなります。

 

 

法人規模によって変えるのもあり

 

受けたい法人の規模によって

ご自身で受けるかどうかを決めるのもありです。

 

大手法人へ応募する

 

法人のリクルートサイトがあればご自身で応募するのもありだと思います。

ただ、サイトに書いてあることが全てだと思わない方がいいです。

全国展開している大手さんの多くが転勤があります。

 

「異動がこんなにあるとは思わなかった」

という声をよく聞きますが、

「正社員はパートさんが入ってきたら異動」

ということはよくあります。

 

書面を取り交わすなどしっかり判断しましょう。

 

 

地域密着に応募する場合

 

こちらに関してはエージェントを通した方が楽かもしれません。

 

地域密着の法人は、管理体制があいまいな所も多く、

採用時の雇用条件(給料や勤務時間など)を書面で提示しない所もあります。

 

エージェントは基本的には書面の発行を人事担当者に求めます。

書面で残すように厚生労働省から言われている為です。

 

その為、トラブルになることが少ないです。

ごく稀にいい加減なエージェントもいるようです。

ご自身でもしっかりチェックすることをお勧めします。

 

 

国家試験後の就職活動の注意点

 

これは国家試験後の就職活動に限らずですが、

就職をする際によく確認しておく点を書いておきます。

 

「国家試験後だからこそ慎重に確認できる!」

くらいの気持ちで大丈夫です。

 

いくつか職場は見るようにしましょう

 

本社などで説明を受けてモデル店舗を見せてもらうと

やはり大手さんの方が輝いて見えます。

 

「本当にその店舗に配属になるのか?」

と言われると、ほとんどの方が研修が終わったら違う店舗に配属となります。

 

実際に勤務されている方もチェック

 

人事担当者の方と働くわけではなく現場の方と働く形になります。

しっかりと現場の方の表情や年齢層を見ておきましょう。

 

給料形態はしっかり聞きましょう

 

「賞与4.0か月分」などの表記がありますが、

賞与は基本的には基本給を基に計算します。

 

例えば、基本給20万円と25万円の職場では、

年間20万円の差が出てきます。

 

(計算)20万×4=80万円 25万×4=100万円

 

当たり前ですが、基本給や初年度の年収が高い方がいいです。

 

 

新卒採用をしているのかも重要

 

新卒をあまり採用していなかったりすると教育がうまくないことがあります。

毎年一定数採用されている会社は教育体制もしっかりしています。

実習生を受け入れていているというのも一つの目安になります。

 

多店舗展開しているけれど、

教育体制がしっかりしていない会社はつらいです。

 

その会社が今どういう状況にあるのか

 

会社が大きくなっていくけれど、

それに社内の制度が追い付かないことが多いです。

 

無理に多店舗展開していると、人材不足などにも陥り社内が混乱します。

教育どころでないのに新卒が入ってきて大変なことになります。

社史などを見て、どれくらいのペースで店舗展開しているのか見てみましょう。

 

店舗を急展開している会社なら、地域密着で店舗展開が激しくないところをおすすめします。

 

 

まとめ

 

薬剤師さんは幸運なことに、国家試験後でも十分就職が可能です。

しっかりと見極めてご自身に合う職場を探しましょう。

 

弊社もエージェントです。

国家試験後の求人調査は毎年行っております!

お気軽にご相談ください!

 

では!