【要注意】「リスティング広告の使い切りサービス」をお勧めしない理由

こんにちは!
寿五郎です。
今回はリスティング広告の使い切りサービスについて書いていきます。
結論を先に書くと、ご自身に知識があり
本当に信頼出来る運用者であれば使い切りで依頼してみるのも一つです。
ただあまり良く知らない運用者に頼むのであれば止めておいた方が無難です。
「部分一致」で広告を出されて終わりかも
「リスティングの使い切りサービス」を使うとかなりの可能性で部分一致で出されて終わりです。
「使い切り」というだけあって広告費を使い切ることが目的だからです。
代理店からすると継続して依頼をしてくれない会社は良いお客さまとは言いづらいです。
手間をかけて運用するメリットが代理店側にはあまりないです。
全く効果がないという訳ではないでしょうが1か月だと効果は感じづらいでしょう。
恐らくアカウントも共有されないのでほぼブラックボックス化して終わりです。
部分一致は似ているキーワードだとGoogleやYahooが判断した場合に広告を出稿されます。
例えば、「プレゼント」の部分一致で入稿した場合に
「お歳暮」「誕生日」「お中元」「クリスマス」
などで検索しているユーザーにも広告が出る可能性があります。
なぜ部分一致で出稿されるのか?
運用する側が楽だからです。
10程度のキーワードを部分一致で出しておけば恐らく月10~30万円程度は消化できるはずです。
(無駄な出費になる可能性が高いので弊社では試したことがないですが)
リスティング広告の初期設定はとても重要なもので、
ジャンルや商材にもよりますが10万円程度の広告費でも数十から数百のキーワードを入稿します。
その初期設定が大変な為、多くのリスティング広告の代理店は継続してくれた代行費用でその分を回収しようとします。
継続が見込めないのであれば丁寧にアカウントを作る必要もありません。
「使い切って終わり」になる可能性は高い
結果的にリスティング広告に効果も感じず、そのまま終わりになる可能性が極めて高いです。
弊社もセカンドオピニオンのような形で数十というアカウントを拝見してきましたが、
「効果がなかった」と話されるお客様の多くがキーワードの選定とマッチタイプの設定ミスです。
「使い切りってお手軽!」と思って頼むとお金の無駄になる可能性が高いです。
自分で広告の運用をしてみる
広告費が30万円くらいまでであればご自身で広告運用をしてみましょう。
多くの代理店が広告費の20%が運用手数料ですが月6万円以下できちんと運用してくれる会社はほとんどないです。
普通に運用すると人件費(時間)がかかり会社としては赤字になります。
少ない金額でも個人事業主の方であれば対応してくれるかも知れません。
ご自身がリスティング広告に熟知されているのであればそういった方を探すのも一つですが、
熟知しているのであればやはり自分で運用した方が早い金額だと思います。
今は自動運用ツールなどもあります。
そちらを検討された方が良いでしょう。
うまく行けばネット広告をどんどん使いたくなる
リスティング広告はうまく行けばどんどん売上が上がります。
競合が増える為、「ネット広告でうまく行っています」と言わないだけです。
実際に年間で使われているネットの広告費はテレビとほぼ同じですし近い将来に超えるでしょう。
【参考】「2020年 日本の広告費」解説
まとめ
使い切りのリスティング運用はお勧めしないというお話しでした。
代行費用を削ってまでネット広告は出すものではないと思います。
きちんと広告を運用すれば効果は間違いなく上がります。
数万円が死活問題なのであれば、自社で運用するかチラシなどのネットではない手段も検討した方が良いかもしれません。
では!