【Yahoo検索広告】地域ターゲティングの判定方法の一部終了

こんにちわ!
寿五郎です。
Yahoo検索広告において地域ターゲティングが可能であることについては多くの方がご存じかもしれませんが、地域の判定方法についての詳細はあまり知られていないかもしれません。今回のYahoo検索広告のリリースで地域の判定方法が変わってきますので、設定など見直してみてはいかがでしょうか。
配信地域の判定方法
従来の配信地域の判定方法には以下の3つがありました。
①ユーザーの所在地、検索キーワードに含まれる地域、ユーザーが関心を示している地域(推奨)
Yahoo検索広告において推奨されている地域設定では、所在地・キーワード・関心のすべてが含まれることになります。所在地はIPアドレスなどから、キーワードは検索語句に含まれるかどうか、関心は以前の検索履歴などが考慮されます。
②検索キーワードに含まれる地域、ユーザーが関心を示している地域
推奨の設定から「ユーザーの所在地」を省いたものも判定方法として設定が可能です。今回のリリースではこちらの設定が削除され、設定している場合には①の設定に自動で移行される形になります。
③ユーザーの所在地
地域設定の中でも最も絞り込んで配信される設定になります。場合によっては大きく検索ボリュームが少なくなる可能性があるため、設定する場合には注意が必要です。
除外設定の判定方法
除外設定では以下の2つが提供されていましたが、「ユーザーの所在地」のみが設定可能となっています。
①ユーザーの所在地
ユーザーの所在地が除外設定した地域に含まれていると判定された場合に、広告配信がされなくなります。所在地のみの判定となるため、検索語句に含まれている場合には広告が表示されることになります。
②ユーザーの所在地、検索キーワードに含まれる地域、ユーザーが関心を示している地域
所在地、検索語句、関心のすべてが除外設定した地域に含まれていると判定された場合に、広告配信がされなくなります。①に比べて絞り込む要素が強くなるため、表示回数が大きく減少することになります。しかし、こちらで設定は今回のリリースで提供終了となります。
Yahoo広告リリース(公式)
https://ads-promo.yahoo.co.jp/support/release/30420848.html
まとめ
提供が終了する設定は、配信地域の「検索キーワードに含まれる地域、ユーザーが関心を示している地域」と除外地域の「ユーザーの所在地、検索キーワードに含まれる地域、ユーザーが関心を示している地域」となります。
地域設定している広告アカウントについては影響がでてくる可能性があるので、注意しておきましょう。