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【本音】「薬剤師の在宅医療って何するの?」興味お持ちの方へ

時間をかけて慎重に職場を選べる薬剤師の転職エージェント

こんにちは!

寿五郎です!

 

今回は年々注目を浴びつつある薬剤師さんの在宅医療について書いていきます。

実際に働かれる薬剤師の業務について書きます。

患者様のご家族向けの説明をお探しの方は申しわけございません。

 

結論を先に書くと、調剤薬局に勤務する薬剤師は避けて通れなくなりそうなのが在宅医療です。

施設か個人(居宅)のどちらかは経験しておいても良いかもしれません。

薬局によって携わっている業務は大きく異なるので都度確認しましょう。

 

 

薬剤師の在宅医療はなにをするの?

 

一言で在宅医療をまとめると、

患者様のご自宅もしくは施設に訪問してお薬の処方や管理をします。

ドクターに同行していくこともあります。

 

高齢者の方は薬の飲み忘れがあったりするので、

そちらを管理されることによりご利用されている方もその家族も安心されるのです。

 

また訪問してくれるというのも高齢者の方は安心感をもたれる為、

希望される方は多いようです。

 

調剤薬局にお見えになる患者様よりも

頼りにされている方は多く感謝されることも多いです。

 

その為、外来対応が主な調剤薬局よりもやりがいを感じて

在宅メインの薬局に異動・転職される方もいらっしゃいます。

 

その反面、在宅はなかなか大変なことも多く、

理想と現実のギャップに悩まれる薬剤師さんも多いです。

 

 

近隣の薬局が処方箋の対応をしている

 

施設の処方になりますと、施設の方が近隣の薬局や

提携している病院に相談されて処方箋の受け入れ先を探します。

 

だいたいの薬局が「毎週水曜日」など

決まった曜日の時間にお薬を持っていかれています。

 

施設の入居者様の人数によりますが、

1度に40~60枚程度の処方箋をこなさなければいけないため、

前日と当日は少し忙しくなる傾向があります。

 

かなり早い時点で在宅医療に力を入れ始めたのはわかばさんだと言われています。

わかばさんは主に施設在宅をされています。

 

 

なぜ在宅医療が注目を浴びているのか

 

厚生労働省の方針です。

 

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、

高齢化が進み出来る限り在宅で治療してもらおうという方針になっています。

その為、病院の入院期間も短くなりつつあります。

 

その影響で薬剤師さんとの直接のかかわりはそこまで多くないかも知れませんが、

訪問看護や訪問リハビリのサービス提供事業者も非常に多く増えています。

 

全国訪問看護事業協会の統計によると

平成5年に全国で277件しかなかった事業所が2015年に8241件まで増えています。

令和3年の調査では13003件になっており、

約25年の間に50倍近くまで増えていることがわかります。

 

私も病院に伺うことも多いので在宅に関するお話を聞くこともありますが、

都内ですと老人ホームなどの施設の多くは満床で空き待ちの状態です。

 

また新しく施設を作る土地もないので在宅メインで進めていくしかないようでした。

 

そのほかの訪問診療や訪問歯科など医療系の訪問事業は

ここ10年くらいで大きく事業者が増えています。

 

 

今後の在宅について

 

これらを踏まえても在宅医療の場でも薬剤師さんの活躍が増えていくことは間違いなさそうです。

 

あまり「在宅」という雰囲気が薬剤師さんの求人情報から見られないのは、

施設の処方箋を薬局で受けていることが多く

転職された場合も調剤はするけれど実際に施設に行くことは少ないからだと思います。

 

「自動車免許が必須」という求人も増えているの無い人は取っておいた方が良いでしょう。

 

 

在宅医療の求人は人気があるの?

 

「在宅医療メインでやっています」

という薬局は他の求人に比べて人気がない傾向にあります。

 

ただ在宅医療の経験をつんでおくと、今後のキャリアに役立つことは間違いないです。

 

先ほど書いたように

「国の政策として在宅医療を進めている上、これからもっと高齢化は進んでいくから」です。

 

今後、多くの薬局が在宅医療を始めています。

そういった中で、「在宅医療も経験しました」というのはひとつの武器になります。

 

 

在宅医療が苦手な人はこんな人

 

これは能力ではなく、その人それぞれの考え方になります。

「人の家に入るのが苦手」という人は向いていません。

訪問看護や訪問介護の方も全てそうです。

 

やはり訪問を希望されている患者さまのご自宅が綺麗に整理整頓されていることは少ないです。

そういった意味で清潔感を重視される方には向いていない職場になります。

 

その場合は無理をせずに施設の処方箋を受けている薬局や門前の薬局などで働くようにされれば問題ないです。

 

 

在宅はこんな人にオススメ

 

在宅医療は人気があるとは言えないお仕事です。

その為、転職をしようとしているがなかなか自分に合う条件が見つからない方などにオススメです。

年齢的な部分で断られてしまう薬剤師さんも働ける可能性が高いです。

 

人気がないと言い方は悪いですが交渉しやすくなります。

例えは時間や給与が合わない方も、在宅は薬局の中でも特に希望者が少ない為、希望を尊重してくれることが多いです。

 

初めのイメージと違い、外出できるので楽しい!」という薬剤師さんも実際にいらっしゃいました。

どうしても譲れない条件がある方は、在宅も視野にいれて交渉されてみてはいかがでしょうか。

 

 

まとめ

 

今後在宅医療はどんどん伸びていくため、経験をしておくと今後にかなり活かせます。

また待遇の交渉もしやすいため、今より待遇面を充実させたい方にはオススメです。

 

とりあえず在宅に興味があるという方は見学に行かれてみるのも一つです。

見学は気軽にできますよ!

 

弊社もエージェントですのでご相談はお気軽に。

では!