【疑問】在宅医療に携わりたい薬剤師は新卒時にどこへ就職すべき?
こんにちは!寿五郎です。
今回は新卒の「在宅医療に携わりたい」という方からよく聞かれる在宅医療についてです。
結論を先に書くと、人事や現場の方によく話を聞き何をどこまで対応するのかを確認しましょう。
そしてそれが自分にできそうかも冷静に考えてみましょう。
それが問題なさそうであればその法人へ就職されれば問題ありません。
それでは詳細を書いていきます。
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在宅専門の薬局がある法人へ
「在宅医療に携わりたい」という新卒の学生さんからの相談は年々増えています。
それであれば在宅専門の薬局を持っている法人へ就職することをお勧めします。
一言で在宅と言っても、施設もしくは個人宅(居宅)のどちらかの対応しか行わない所もありますし、業務内容も薬局により異なります。
「在宅医療」と一括りにしないようにしましょう。
「新卒の自分はなぜ在宅医療に携わりたいのか」「どのような在宅業務に従事したいのか」をしっかり整理しておきましょう。
初めから在宅医療に携われるのか?
強い希望を持てば初めから在宅医療に携われるはずです。
ただし新卒で就職したばかりの新人さんであれば個人的にはあまりお勧めしません。
まず薬局薬剤師としてのスキルをある程度身に付けた後に在宅医療に携わった方が良いです。
薬局薬剤師として調剤薬局での業務は基本でして、在宅はその場での判断を求められることもある応用に近いものです。
薬剤師に限らずですが基本が出来ていないのに応用に進むのは難しいです。
就職前によく相談する
人事の方に「在宅医療に興味があって就職を考えている」という旨をしっかり伝えましょう。
どのようなスキルを身に付けたらどのタイミングで在宅に携われるようになるのかはしっかり聞きましょう。
きちんとされている会社であれば、新卒の方は少なくとも3~6か月程度は調剤薬局での業務を求められるはずです。
在宅医療に携わる前に知っておこう
何となく「在宅」というイメージを持たれている方が多いので知っておいた方が良いことを書いておきます。
在宅医療といっても多岐に渡ります。
「在宅できるよ!」という薬局へ見学に行き、何をどこまで対応しているのかしっかり聞きましょう。
・施設、居宅どちらなのか
・個人宅へ薬の配達だけなのか
・施設に医師と同行するのか
・無菌調剤をすることはあるのか
・夜間の急な呼び出しや対応はあるのか
など薬局によって大きく異なります。
志は高く持って入社したけれども24時間365日の対応が厳しく辞めたいという方もいらっしゃいます。
その負荷がかかっても自分は乗り越えられるのかもしっかり考えましょう。
まとめ
在宅医療に携わりたいという薬剤師さんは新卒中途問わずに歓迎されることが多いです。
ただしキャパを超えるとストレスになってくるので良く考えて就職しましょう。
弊社でも在宅専門の薬局などへの転職相談を受けております。
何かあればお気軽に! では!