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【考察】なぜ2021年入社の病院薬剤師は早期退職が多いのか?

なぜ2021年入社の病院薬剤師は早期退職が多いのか

時間をかけて慎重に職場を選べる薬剤師の転職エージェント

 

こんにちは!

寿五郎です!

 

2021年の4月~6月までに「入社したばかりだけれど辞めたい」というご相談を多く頂きました。

薬剤師の人材業に携わり10年程度経ちますが今までで一番多かった気がします。

(統計を取っている訳ではないのであくまで肌感覚です)

 

なぜ早期で辞めたい人が多かったのか。

結論を先に書くと、コロナの影響で見学が難しくミスマッチが増えたからだと思われます。

それでは詳細を書いていきましょう。

 

 

病院を辞めたいという薬剤師が多い

 

業種としては病院に勤務中の方からの辞めたいという相談が多いです。

調剤薬局・ドラッグストアは例年とそこまで変わらずです。

 

「病院に就職してみたがイメージしていた職場や業務と現実がかけ離れていた」という理由が一番多いです。

というかほぼこれでした。

 

 

コロナの影響を受けた可能性が高い

 

2020年の病院はコロナの影響で部外者の立ち入りを禁止している所がとても多かったです。

薬学部の学生さんも薬局への入室は出来ず、応接や会議室で説明を受けて終わり。

もしくは薬局へ入室出来ても数分見て終わり、というケースが多かったです。

 

その為、きちんと病院での業務や雰囲気を確認できずにミスマッチが多く産まれている事が予想できます。

 

 

病院は見極めが難しい

 

平常時でも病院の見極めは難しいです。

病院は調剤薬局やドラッグストアに比べて閉鎖的な空間となり、

病院組織が縦割りで薬局長の意向が強くなる為です。

 

薬局やドラッグストアは患者さんの目があることや店長の上に社長や管理職の方もいることで、

閉鎖的には病院よりなりにくいです。

 

 

今後就職活動をする学生さんへ

 

パンフレットやサイトだけで決めるのではなく、薬局の見学ができる病院へ入職されることをお勧めします。

病院に限らずですが自分がどんな人と働くかがつかめずに入職することはリスクが高いです。

 

病院の知名度などで見学をせずに入職される方もいますがうまくいくかは運です。

国公立の病院でも不祥事が起きていてニュースになっていることもあります。

薬剤師もなるべく転職はしない方が良い時代です。

もし人間関係が悪くても辞めない覚悟が必要になります。

 

 

まとめ

 

コロナの影響でただでさえ難しい病院選びが更に難しくなったという話でした。

ミスマッチで悩まれた方のやり直しがきくように世の中でなんとかして欲しいものです。

 

弊社も就職・転職の支援をしております。

 

何かあればお気軽に。

では!