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とても重要!不動産業界のリスティング広告運用のポイント

リスティング広告

こんにちわ!

寿五郎です。

 

不動産業界において重要な地域ターゲティングは主にキーワード、キャンペーン単位での地域指定により絞り込むことが可能です。それぞれどのように設定するべきかについて、紹介していきます。

 

キーワードでのターゲティング

不動産業界に限りませんが、リスティング広告の運用においてもっとも重要な要素はキーワードです。キーワードの選定がしっかりしていないと効果がでることはありません。しっかりと自社に合ったキーワードを設定してください。

不動産業界のリスティング広告においては地域名・駅名は外せません。不動産を探しているユーザーは「賃貸 渋谷駅」「マンション 新宿駅」「戸建て 品川駅」などといったキーワードで検索をします。これらのキーワードで検索しているユーザーは検討度合いが高いと考えられるので、しっかりとウェブサイトへ誘導してあげることが重要になります。

 

キーワードを選定する上で注意しなければならないことが2点あります。

1点目は範囲です。「賃貸 東京」というキーワードで検索しているユーザーを考えたとき、範囲が広すぎるため、まだ住む地域を十分に絞り切れていないことが想定されます。そうしたユーザーはCVしにくいため、見込み顧客とはいえキーワードとしては外しておいた方が良いでしょう。

2点目は同じ名称の地域が存在することです。例えば「青葉区」というのは神奈川県横浜市の行政区であり、宮城県仙台市の行政区でもあります。「戸建て 青葉区」というのが横浜市のことか仙台市のことかは分からないため、除外ワードの設定や地域ターゲティングの設定をするようにします。

 

キャンペーン単位での地域ターゲティング

リスティング広告ではキャンペーン単位で地域ターゲティングが可能です。ターゲティングの範囲は都道府県はもちろん、市区町村単位(一部除く)で可能です。また特定の地点からの半径指定(km、マイル)も可能です。

広告主様の広告戦略によりますが、東京都を指定あるいは渋谷区を指定しても問題ありませんが、少しエリアが広いように感じます。店舗を持つ不動産会社様ではもっと商圏が限られているため、こうした狭いエリアに限定した地域ターゲティングを設定する必要があります。

こうした地域ターゲティングを活用することで、キーワードに地域名を入れなくても「アパート」「賃貸」といったビッグワードでも狙ったユーザーにリーチすることができます。ただし地域ターゲティングはキャンペーン単位でしか設定ができないため、アカウント構造の設計を考える必要があります。

 

ランディングページの最適化

不動産業界においては地域ターゲティングが重要と述べましたが、キーワードに応じて適切なランディングページを設定するのも忘れないようにしてください。「賃貸 渋谷駅」では渋谷駅の賃貸物件一覧ページへ、「戸建て 世田谷区」では世田谷区の戸建て物件一覧ページへ誘導します。リスティング広告の運用初心者は、すべてトップページに遷移するように設定してしまいがちですが、CPC・CPAの高騰を招くため決してやってはいけません。

ページの多い不動産会社様のウェブサイトにおいては動的検索広告も有効です。エリア名や物件名などのキーワードも一つ一つ設定する必要がなく、ランディングページも適切なページへ遷移されます。作業する工数の削減にもなりますし、広告効果としても高い成果を上げることが可能です。

 

最後に

不動産業界といっても賃貸、分譲、マンション、戸建て、オフィス、売却、投資など様々です。上記のことがすべてに当てはまるわけではありませんが、不動産の特性上、地域ターゲティングをいかに上手く使いこなすかがポイントになります。今一度、しっかりとターゲット設定ができているかどうか見直してみてはいかがでしょうか。

Posted by ek


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