【Yahoo広告】詳細マッチング、コンバージョンAPIの提供を開始

こんにちわ!
寿五郎です。
近年ではプライバシー保護の観点からコンバージョンの計測が難しくなってきています。そのため、Google広告やMeta広告などで提供されている詳細マッチング、コンバージョンAPIといった機能が提供されてきましたが、今回はYahooディスプレイ広告においても提供されるというリリースになります。
リリース予定日
10月5日(水)
詳細マッチングの仕組み
コンバージョン計測時に送信される電話番号またはメールアドレスをYahooIDに登録されたデータと照合し一致した場合にコンバージョンとして集計されます。Cookieを利用した計測では測定できなかったコンバージョンが集計できるようになるため、より正確な分析ができるようになります。
Yahoo詳細マッチングのタグについて
従来のコンバージョンタグに詳細マッチング用のパラメータを追加します。パラメータの値はコンバージョンごとに異なりますので、正しく設定できるように管理者に依頼してください。
・yahoo_email(メールアドレス)
・yahoo_phone_number(電話番号)
リリース時には電話番号は利用できないため、メールアドレスのみ対応となります。値はSHA256でハッシュ化されて送信されるため、情報漏洩の心配がなく安全です。
コンバージョンAPIについて
コンバージョンAPIを活用するためには開発が必要になるため、対応できる企業に依頼しましょう。コンバージョンAPIについて分からないようであれば、詳細マッチング用のタグで進めることをお勧めします。
参考:https://ads-promo.yahoo.co.jp/support/release/30364738.html
まとめ
コンバージョンを計測している広告主様は対応することを推奨しています。そもそもコンバージョンを計測していない、ほとんど発生していない場合には、それほど大きな影響はないかもしれません。ただしITPによるCookie規制の問題はリターゲティング広告など様々なところで表面化してきますので、トレンドをつかんでおくようにしましょう。