覚悟はお持ちですか?50代の薬剤師さんが派遣で働くリスク
こんにちは!
寿五郎です!
今回は50代で派遣を考えている薬剤師さん向けに書いていきます。
結論を先に書くと、
60歳を過ぎても働きたい方は派遣は止めておきましょう。
60歳以降に勤務されない場合は派遣でも良いかと思います。
特に2020年以降、コロナの影響で派遣の求人は減っています。
派遣社員という働き方は最後の砦
50代の薬剤師さんにとって派遣社員という働き方は最後の砦です。
まずは正社員、パートで探しましょう。
「派遣は時給が高いから」という理由で派遣を選ばれる方もいらっしゃいますが、
派遣会社への支払いが高額になる為、良い印象を持っていない法人が多いです。
ご自身が時給3000円であれば、派遣会社へは時間5000円程度の支払いです。
そのため、「派遣」という経歴だけで嫌な顔をされる人事の方も中にはいらっしゃいます。
2020年4月の時点で派遣社員を積極的に受け入れる会社は減っていっています。
コロナの影響を真っ先に受けたのは派遣さんです。
なぜ派遣は最後の砦なのか
派遣もOKな職場は一時的もしくは末期的に人が足りていない職場だからです。
そのため、高額な支払いをしても募集をかけています。
直接雇用の方が見つかれば派遣社員は契約満了となることがほとんどです。
50代で何度も違う職場に行くと再就職が難しくなってきます。
派遣社員として働くより、1つの職場で長期的に働くことをお勧めします。
派遣以外の働き方で探してみても受入先が見つからない場合に検討することをお勧めします。
60歳以上は受け入れ先が減る
60歳以上となると応募可能な職場が減少します。
職歴によりますが50代の頃に応募できる数の10分の1程度となります。
65歳以上は職歴やスキルも大きく関係してきますが、
100社連絡をして応募可能な職場が1~2件です。
下手したらゼロです。
調剤スキルがない方はコネなどで入社されない限りはほぼ不可能です。
そのため、本来であれば50代の頃から働き始め、
60代になっても引き続き雇用していただけるように努めるのがベストです。
60歳以上も働くために
50代で勤務されている職場で評価をされることが重要です。
「本来は60歳で定年だけど、○○さんは今までお手伝い頂いたので引き続きご勤務をお願いします」
といわれることがあります。
そのような形がベストです。
50代でも派遣契約は突然終了する
50代でもそれ以外の世代でも派遣は突然契約満了となります。
基本的には3か月または6か月ごとの更新です。
契約打ち切りは1~2か月前に教えてもらえますが、
その間に就職活動をするのは大変です。
結果的に派遣契約が満了し、それからお仕事を探す方がほとんどです。
その間の活動期間は給料が発生しません。
少し前にあった年末の派遣村はこういった事情から設置されました。
条件によるのでどれくらいで再就職できるかはわかりませんが1か月はかかることがほとんどです。
その分の貯蓄がなければいけません。
振り返ってみると年収もそこまで行かず出費もかさんでしまう事は派遣をしていると比較的有ります。
まとめ
50代で派遣社員をされるリスクを書いていきました。
これから派遣社員での勤務を検討されている方は参考にして頂けると幸いです。
弊社も転職エージェントです。
何かあればお気軽に!
では!