薬剤師さんが知っておくべきドラッグストアのパートについて
こんにちは!
寿五郎です!
「調剤薬局より忙しくなさそうだからドラッグストア」
と希望される方もいらっしゃるドラッグストアのパート勤務。
パートで勤務される前に知っておくべきことを書きました。
ドラッグストアのパート求人は少ない
「ドラッグストアはいつでも働けるでしょう?」
と思っている薬剤師さんもいらっしゃいますが、
そんなことはありません。
「場所はどこでも問わない」という方以外、
パートの求人も簡単には見つかりません。
60才を過ぎてドラッグストアで勤務する場合は調剤経験が必須です。
調剤併設ドラッグストアが増えている為です。
その為、ドラッグストアのパートでもOTCの経験のみだと書類選考が通らないこともあります。
ドラッグストアは、店舗数は多いですが法人数は少ない為、応募できる数も少なくなります。
ドラッグストアは店舗が少ない
パートの求人が少ないのは店舗が少ないからです。
当たり前ですが職場が少ないと求人も少ないです。
2022年の日本チェーンドラッグストア協会「ドラッグストア実態調査」によるとドラッグストアの店舗数は22084店舗です。
余談ですが2017年頃は17563店舗だった為、5000店近く増えています。
厚生労働省の資料によると調剤薬局の2021年の店舗数は61791店舗です。
こちらは2017年に59613店舗でした。
ざっくりですがドラッグストアの求人は調剤薬局の3分の1程度しか出てきません。
10年・20年という長いスパンで見たときに
「ドラッグストアは薬局より多くなっている」
なんてこともあるかもしれません
また調剤薬局は中小規模の法人も多いですが、
ドラッグストアは大手さんがほとんどです。
法人数は調剤薬局に比べてかなり少なくなります。
ドラッグストアの求人の探し方は簡単
ドラッグストアの採用サイトから連絡するかエージェントにパートの求人探しを頼むかです。
都市部では少し前から求人は充足傾向にあるので募集があるかは聞いてみなくてはわかりません。
希望時間・時給の要望が通らないこともある
理由は簡単です。
ドラッグストアのほとんどが大手さんだからです。
そして大手さんだからこそ、
店舗が複数あり希望通りの勤務地にならないこともあります。
またエリアの人事担当者さんによっては
「何名の薬剤師さんがその店舗で働いているかはわかりません。面接で聞いてください。」
といわれることもあります。
ドラッグストアで時給の交渉はできるのか
ドラッグストアの時給はある程度きまっています。
会社によっては前職を考慮してくれる所もありますし、
「パートさんは一律この金額からスタート」
と決めている会社もあります。
ドラッグストアの場合、ほぼ大手さんが運営している為、
ほとんど時給が決まっています。
メリットはほとんどのドラッグストアが場所を問わずに時給を統一している場合、
他の職場では薬剤師の時給が1800円くらいの地域でも、
大手さんは時給2000円以上で募集をしていることもあります。
よく比較してみましょう。
まとめ
ドラッグストアのパート求人は比較的簡単に見つかります。
しかし条件をつけると、そもそもの求人が少ないため全く見つからないこともあります。
どこかでうまく折り合いを付けましょう。
また転職を繰り返すと応募先がなくなるので気を付けましょう。
笑えないですが過去に数名いらっしゃいました。
それはパートでも派遣でも正社員でも同じです。
弊社もエージェントです。
ドラッグストアでパート勤務されたい方はお気軽にご相談ください。
では!