【※要チェック】今後、薬剤師の年収は増える?減る?どっち?
こんにちは!
寿五郎です!
平均年収や年収の仕組みについては
に記載しているので読んで頂ければと思います。
今回はこれ以外の薬剤師さんの年収について書いていきます。
※関連する動画も見て頂けると嬉しいです
今後も薬剤師の年収は増える
2023年2月時点で給料の伸びは鈍化しています。
人によっては転職時に年収が下がっている方もいらっしゃいます。
転職を繰り返してしまう方は要注意です。
コロナの影響もあり、転職をしても年収が下がる人もいます。
スキルアップ、キャリアアップをしないと年収アップも難しくなります。
繰り返しになりますが転職を繰り返すと再就職ができなくなります。
常勤の方は大手・中小・病院なのかによりますので、分けて書いていきます。
非常勤(パート)の方の今後は最後に書いておりますので、下のほうをご覧ください。
大手の特徴
調剤薬局は勤めていれば今後も年収はあがっていきます。
ドラッグストアは業績により変動しやすいといわれています。
不安な方は調剤薬局に勤めていれば年収は下がることがなく、上がっていきます。
大手さんはポストが多数あり、
会社として人事考課制度などがしっかりしていることが多い為です。
その為、少し極端かもしれませんが勤続しているだけでも今後の給与はあがります。
参考として日本調剤さんのキャリアアップのページを載せておきます。
昇給率も気にしてみてください
また昇給率が高く、3%程度のところもあります。
※「昇給率ってなに?」と思われた方は
に記載しているので読んで頂ければと思います。
今後転職を考えていらっしゃる方は、昇給率が高い会社へ転職する。
そして年収も上げるというのもひとつの手です。
ただ公開している会社が少ないです。
そして長く勤めなくては昇給率が高くても意味がないため、ご自身に合う社風を選びましょう。
中小の特徴
薬局の経営が怪しくなってくると給与が下がるか、もしくは据え置きになる可能性があります。
特に2020年以降はコロナの影響を受けています。
1店舗しかない薬局の場合、ほとんどの場合経営者の方が
管理薬剤師などのポストに入っており、
他の薬剤師さんは「一般(勤務)薬剤師」のカテゴリーです。
その為、ポストが少ないことがあり、役職手当などがつきにくいです。
また人事考課がしっかり構築されていないところが多く、
勤続していけば年収が上がり続けるかといわれると
大手さん程きちんと計算をしていないことが多いです。
うまくいくと昇給しやすい
ただ出来たばかりで他店舗展開していく方針がある所はポストも増えていき、
昇給も大手さんよりしやすい傾向があります。
一般のベンチャー企業と似ていますね。
中小の薬局さんは社長さんが給与を決められることが多い為、
年収450万円だった方が転職して、年収500万円+年間60万円(家賃補助)となり
100万円以上アップすることもあります。
また地域密着のため通勤時間が短縮されます。
大手で勤めていて転勤や異動を命じられたが、
今後も引き続きそのエリアに残って仕事を続けられたい方にはオススメです。
病院の特徴
病院の年収も基本的には経験年数になるので増える一方です。
ただ病院により、年収がどれくらい増えるかは変わってきます。
ちなみに療養型病院の方が給料は高い傾向があります。
今後、業績悪化などで落ちる可能性は民間だとあります。
基本的には国公立の病院であれば年収は増える一方です。
(ただし大きな病院は救急を受けていることが多いので夜勤も多いです)
民間も国公立もポストが少ない為、薬局長などになるのは少し大変です。
その為、基本的には国公立の病院以外はすすめていません。
国公立の病院は、市立○○病院や県立○○病院です。
おすすめは国公立の病院
県立や国立病院機構などの規模が大きいところがオススメです。
ただし不祥事を起こしていることがあるので病院名で検索してみましょう。
理由は薬局の大手さんと同じですが、
ポストが多くあり人事考課もしっかりしているからです。
県立病院などは公務員扱いとなることが多い為、昇給や賞与もしっかりしています。
また退職金が多いのも公務員の特徴です。
国立病院機構などの公的病院は公務員扱いとなる為、
等級別の給料を開示しているところがほとんどです。
【参考】国立病院機構 職員給与規定
今後の年収が気になる方はそこから算出してみましょう。
パート希望の方
昇給に関してはご自身がどれだけ担当者の方と話をつめられるかです。
パートさんは女性が多い為、転職に寛大な傾向があります。
今後もパートさんの再就職や転職には寛大な傾向は続くと思います。
一番早いのは近くに時給が高い薬局があれば
そちらに転職してしまうというのもひとつです。
だいたいの時給相場
都内ですと、平日の夕方までであれば
時給2500円もらえればかなり高いほうです。
おおよそ時給2000円前後が平均となりますので
そちらを給与交渉の判断材料にしましょう。
今後、
「のちのちは常勤でも勤務されたい」
と考えている方は時給だけではなく、
職場の雰囲気やキャリアアップが可能かどうかも
合わせて検討することをオススメします。
今後も転職を繰り返すと・・・。
パートさんですと子育てなどで寛大ですが、常勤の方は気をつけましょう。
今後も薬剤師といえど、転職を繰り返すと良い条件では転職しづらくなります。
特に男性は気を付けましょう。
転職の回数は
30代で3社。40代で4社。50代で5社以下がボーダーラインです。
できれば転職をしなくていいように、慎重に転職活動をしていきましょう。
地方に行くのもありだがデメリットも
高い給与と言えば地方です。
年収650万円+家賃補助という求人も中にはあります。
ただ気をつけていただきたいのが、
こちらは契約社員の場合がほとんどです。
1年以内に代わりの薬剤師さんが見つかった場合、契約終了となります。
そうするとまた転職をしなくてはいけなくなり、職歴だけ増えてしまいます。
もしかすると同じ会社で人が足りていない
同じような店舗を紹介してくれるかもしれません。
しかし無駄に職歴を増やすと年収が頭打ちになるので、
よく検討されることをオススメします。
まとめ
今後も基本的には年収はアップしつづけます。
ただしどういうキャリアをつまれたいのかで
大きく変わっていきますので、ご自身の今後をよく検討しましょう。
寿五郎もエージェントですのでお気軽にご連絡ください。
では!