給料・年収などについて

【知って得】意外に知らない!?薬剤師が貰える住宅手当の仕組み

時間をかけて慎重に職場を選べる薬剤師の転職エージェント

こんにちは!

寿五郎です!

 

今日は薬剤師の方が求人を見るときに気にされる住宅手当について書いていきます。

 

最近は「住宅手当あり」と書かれていても、

実際には内容が異なるケースが多いです。

 

支給条件や金額の算出方法を理解していないと、

思っていたより手取りが少ないということもあります。

この記事ではその違いをわかりやすく整理していきます。

 

住宅手当は大きく二つ

 

住宅手当は大きく分けて二つあります。

 

求人を見るときは、「住宅手当あり」と書かれていても、

“月給に含まれているタイプ”と“別途支給されるタイプ”があることを意識しましょう。

ここを見落とすと、実際の年収感がずれてしまうことがあります。

 

初めから月給に含まれている家賃手当と、

月給にプラスしてもらえる家賃手当です。

多くの方が希望される家賃手当は月給と別途で支給されるものです。

それぞれ説明していきます。

 

 

初めから月給に含まれている家賃手当

 

住宅手当の有無は「支給額が高いかどうか」だけで判断しないよう注意が必要です。

 

例えば「月給30万」という提示があった場合に、

30万円に住宅手当が含まれている職場もあります。

 

この場合、基本給を調整するために住宅手当を支給していることがほとんどです。

その為、一人暮らしでも実家でも貰えることが多いです。

 

理由は残業代や賞与は基本給をベースに計算するため、

月給を維持しながら基本給を下げるのに使われます。

 

賞与の算出にどこまで手当てを入れるかは会社により異なりますが、

基本給で算出する会社が多いです。

 

基本給20万円+住宅手当10万円と基本給30万円だと賞与を計算するときに差が出てきます。

賞与は基本的に基本給×数ヶ月分です。

(会社により手当もいれるところもあります。面接等で確認しましょう)

 

また自己都合で引っ越した場合に住宅手当の支給が止まることもあります。

月給が大幅ダウンになる方もいらっしゃいます。

何かの事情で転居する場合は会社の総務担当者にきちんと確認しましょう。

 

 

月給と別に支給される住宅手当

 

一般的に皆さんが希望する住宅手当はこちらだと思います。

先ほどの「月給30万円」+「家賃補助●万円」という形です。

 

こちらに関しては、

「家賃の半額支給」「家賃の30%支給」「自転車通勤なら支給」「遠方から引っ越してくるなら支給」

など、支払われる金額がそれぞれによって変動します。

 

賃貸を借りている方は支出が減る為、給料から自由に使える金額が増えます。

こういった形で住宅手当を支給してくれる職場は少ないです。

大手さんですと会社指定の職場に勤務される以外はもらえないことがほとんどです。

 

 

住宅手当の注意点

 

住宅手当は福利厚生として支給されます。

そのため、賃貸物件に住んでいる方にしか支給されません。

 

最近では「地域手当」「生活支援手当」といった別名称で支給される場合もあります。

呼び方に惑わされず、実際の支給条件を確認するのがポイントです。

また、転勤あり・単身赴任者への補助など、特定の働き方を前提とするケースもあるため注意しましょう。

 

例外があるかもしれませんが、

持ち家の方に住宅手当が支給されることは基本的にはありません。

 

そのため、両親のご自宅にお住まいの方や

家を購入された方別途で支給される住宅手当を貰えることは少ないです。

 

また世帯主かどうかも重要です。

「旦那さんが世帯主で」というような場合も、

ほぼ間違いなく住宅手当はもらえません。

 

会社さんによっては

「30才を過ぎたら住宅手当の支給は無し」

という所もあるのでしっかり確認しましょう。

 

また「転勤あり」の法人では住宅手当が手厚くなることが多く、

逆に「地域限定勤務」では支給されないこともあります。

転勤可能かどうかによって大きな差が出るため、注意してください。

 

 

まとめ

 

住宅手当の仕組みについて書いていきました。

 

住宅手当は年収だけでなく、生活の安定にも大きく関わる制度です。

求人票だけで判断せず、内訳や条件をきちんと確認することで

「思っていたより手取りが少ない」という失敗を防げます。

 

求人票に「住宅手当あり」と記載があっても支給の方法は違ってきます。

しっかりと確認するようにしましょう。

 

弊社もエージェントです。

住宅手当ありの求人をお探しの方はお気軽に!

 

では!