職場見学・求人情報

埼玉県のアカネ薬局で薬剤師の求人や教育制度について聞いてきました!

アカネ薬局1号店2号店外観

時間をかけて慎重に職場を選べる薬剤師の転職エージェント

こんにちは!

寿五郎です。

 

「良い薬局を教えてほしい」

と薬学部の学生さんに聞かれることがとても多いです。

 

色々な薬局を見学させて頂いてますが、「自分が新卒だったらこんな薬局に入りたいな」と思う薬局の一つ、オムニバスグループのアカネ薬局さんをご紹介いたします。

(写真に透かしを入れていてます。見づらいかも知れませんが、盗用されることがある為ご理解ください)

 

オムニバスグループとは?

 

オムニバスグループは東京・埼玉・神奈川・静岡と首都圏を中心に18店舗チェーン展開している調剤薬局グループです。

【参考】オムニバスグループのサイト

 

女性薬剤師

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オムニバスグループは若い人も活き活きと働いているのが魅力

男性薬剤師

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みなさん笑顔で撮影に応えてくれる

 

なぜアカネ薬局を紹介するのか?

 

アカネ薬局さんをご紹介する主な理由は2つです。

 

調剤薬局の薬剤師歴5年目位までの方からよく頂くご相談が「会社都合での異動・応援が多くて辞めたい」です。

 

こちらは年齢を問わずですが、転職活動をすると経験豊富なこと(いろいろな科目を経験している)を人事担当者に求められることは多いです。

 

「会社都合での異動が無い。そして色々な科目を勉強できる薬局」は意外に少なく、アカネ薬局さんはそれを満たしている薬局で若い方にお勧めすることは多いです。

 

実際に離職率も低く平均勤続年数も10年となっています。

「勤続年数が長い秘訣はなんだ?」それを聞きに行ってきました。

 

今回はアカネ薬局の村越さんにお話しをお聞きしました。

それではいってみましょう!

 

アカネ薬局村越様

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アカネ薬局・村越さん

大学卒業後、製薬会社学術課勤務。

病院薬剤師、薬局薬剤師を経験。現在に至る。

管理薬剤師を経て3店舗の責任者。

実習生の指導薬剤師、薬剤師の採用も担当。

朝霞地区薬剤師会の理事や介護認定審査会委員も歴任。

 

 

アカネ薬局に関する質問

 

―新入社員の方の教育について教えてください

入社後4日間は本社でグループでの研修があります。

その年に入社された新入社員が集まって研修をします。

その後は店舗に配属になり、そちらでOJT研修となります。

事前にこちら側でプランを立てており教える項目などは決まっています。

それにそって教育担当の先輩がついて教えてくれます。

 

―相性が悪い人が教育担当になることはないんですか?

相性が悪いのであれば変えますが基本的には起こらないですね。

職場でも人当たりが良いと評判の人に教育担当になってもらうので無いです。(笑)

 

入社した若い薬剤師さんには

「色んな人に聞きなよ」

と言いますし、周りのスタッフにも

「教えてあげてね」

と言ってますので聞きにくいということは起こりにくいです。

 

―グループの他の薬局への異動はありますか?

会社都合では無いです。

もしグループの他の薬局で人が足りなくても異動してほしいというのはないです。

ご本人がスキルアップを希望されて異動を希望された場合に異動することはあります。

アカネ薬局1号店2号店外観

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アカネ薬局はあさか医療センターの前に3店舗並んでいる。

近くにセブンイレブンやスーパーもあり便利。

アカネサポート薬局外観

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アカネサポート薬局は在宅も対応している。

駐車場がある為、コロナの影響で逆に処方箋の応需枚数は増えたとのこと。

 

 

―薬局のかかりつけ薬剤師について教えてください

なれる薬剤師はいるのですが、患者さんの人数としては増えていないですね。

患者さんとお話ししてくれていると「うちの薬局を選んでくれている」と実感はするのですが、そこまで積極的には取れていないです。

かかりつけ薬局として選んでくれる患者さんの方が多いです。

 

―認定などの資格取得支援はしていますか
会社としてはしています。

ただあまりアカネ薬局で勤務する薬剤師さんは取っていないですね。(笑)(現在5名)

 

私自身として、研修会へ行くと他の薬局の薬剤師さんの考え方を聞けたりするのが凄く刺激になりました。行く価値はありますね。

ただ今はコロナで研修会は中止になっていてオンラインのみになっているので残念ですね。

 

アカネ薬局休憩室

 

 

 

 

 

 

 

 

 

薬局とは別に休憩室やロッカーがある。ほぼ毎日仕出し弁当を頼むことが出来る。

 

アカネ薬局ユニフォーム

 

 

 

 

 

 

 

 

 

白衣とユニフォームは貸与。カゴに入れておくだけでクリーニングに出せる

 

―アカネ薬局と合うのはどういう人材でしょうか?

これはうちの会社に限ら無いのかもしれないけれど、

仕事をする上で大事なことは素直なこととそしてやる気があることだと思います。

 

うちの場合は処方箋がたくさん来ますから、多くの処方箋に触れて症例を見てどんどん勉強したい人には向いています。やる気があることは重要ですね。

 

 

―働いている方がアカネ薬局を選んだ理由を教えてください

新卒で入社した薬剤師さんには実習に来てそのまま就職した人もいます。

今年(2020年4月)は誰も入らなかったけど、

今働いている2年目の薬剤師さんも実習に来てそのまま就職してくれました。

 

総合科の処方内容を勉強したい。多くの薬品に触れたい。

最新の調剤機器を使って仕事をしたい。雰囲気が良い。在宅の仕事をしたい。

薬剤師さんが大勢いるなどの理由で選んでくれている人はいます。

 

アカネ薬局待合

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アカネ薬局1号店の待合室。これと同じ広さの2号店が隣接している。

 

アカネサポート薬局

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アカネサポート薬局の待合室

無菌調剤室

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アカネサポート薬局内にはクリーンベンチもある

 

 ―平均勤続年数が10年ということですが薬剤師さんが長く勤めている理由は何でしょう?

私も考えたんですが大きくわけて3つあるのかなと。

・自分で職場(配属先)を選べること。

・薬局が広いこと。

・薬剤師がたくさんいること

それが大きいのかなと思いますよ。

 

―自分で職場(配属先)を選べることの良さを教えてください

「ここに行って」ではなく自分の目で見て入社しているからミスマッチが起こりづらいんです。

2年前に入社してくれた薬剤師さんも実習に来てくれた薬剤師さんがそのまま就職してくれました。

 

―薬局が広いことの良さを教えてください

薬局が狭いと恐らく仕事をしていて大変だと思うんですよね。

ぶつかったりしてストレスになりますし。

あとは薬剤師が多いので休みがとりやすいですよね。

 

アカネ薬局調剤室

 

 

 

 

 

 

 

 

 

薬局はとても広い。1号店、2号店ともにほぼ同じ広さ。

薬剤師さんがぶつかりそうになっているのを見たことがない。

アカネ薬局2号店調剤室

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソコンもたくさんあるので「誰かを待って薬歴が入力できない」という事は無い

 

―薬剤師がたくさんいることのメリットを教えてください

例えば子どもは突然熱を出すなんて良くあるのだけれども、薬剤師がたくさんいると休みやすいですよね。

薬剤師が少ないと初めは「大変ね。ゆっくり休んで。」と言ってくれると思うけど、それが続くとプレッシャーを感じますよね。

 

うちの場合は薬剤師がたくさんいるから1人が急に休んでもみんなでフォローしやすい体制が整っているのは大きいですよね。

だから結婚して子どもが出来ても子育てしながら働きやすいというのはあると思いますね。

 

―色々な設備が入っていますが設備に投資する理由はなんですか?

薬剤師本来の仕事に時間を割いて、機械で出来ることは機械に任せ、患者さんと向き合う時間をふやすためです。

調剤業務の効率化を図っています。

機械は過誤を減らせるというのも良いところです。

 

アカネ薬局ピッキングマシン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自動ピッキングマシーン。薬剤師さんに並んで貰うと大きさが良くわかる

散薬調剤ロボット

 

 

 

 

 

 

 

 

 

散薬調剤ロボット。小児の薬も対応している。

 

―前に村越さんとお話ししていて印象的だったのが

「入社2~3年で管理薬剤師をするのは早い。薬の怖さをまだ知らない」

と話されていたことですが、薬の怖さとは具体的にどういうことですか?

 

薬を飲むという事は副作用もあるという事です。

何でも飲めば良くなるというものではないです。

 

少し前にこんなことがありました。

患者さんがお見えになって「体が痛いから薬を増やしてほしい」とおっしゃったんです。

2種類の薬を飲まれていて、対応した若い薬剤師さんは両方とも量を増やしたんですね。

教科書通りでその対応は正解なんですね。

 

後で先輩の薬剤師さんとその薬剤師さんが話していて、先輩が

「それは片方だけ増やしても体の痛みはとれたはずだから、2つとも増やす必要が無かったよ」

と話していて、確かにその通りなんですね。

 

こういったことは経験でしか得られないと思います。

2~3年の経験だとこういった経験値が足りないと思うし、店舗の責任者とかになっちゃうと聞ける人も教えてくれる人も少なくなっちゃうじゃないですか。

だから大変だなとは思いますね。

 

―最後に、今後薬剤師はどうスキルアップしていけばいいでしょうか?

私はこの仕事について10年くらいになりますが、5~10年前に比べて特に都内は薬剤師が充足傾向にある気がします。

 

薬学部は忙しくてどんどん課題を与えられる。

特に4年制から6年制になって忙しいから自分で考える人が減っている気がします。

だから与えられたことをこなすのはうまいけど、自分で何かを考えて行動していくのは苦手みたい。

 

4年制の頃は「薬のことを考えよう」という方針でしたが、6年制になって「あなたの目の前の患者さんについて考えよう」に変わりました。

とても良い事ですが、より自分で行動していかなくてはいけなくなったと思います。

 

―具体的に「自分で考えて行動する」というのはどういうことですか?

 

常に問題意識をもつことは必要だと思います。例えば

「一人でも多くの患者さんにアカネ薬局を選んでもらうにはどうしたら良いか?」

という課題に対しては健康相談を行うというのも一つです。

そういった所で地域の方とコミュニケーションを取る事で、そこからアカネ薬局を知って頂いて、処方箋も持って来て頂いたり在宅のご依頼を頂いたりとかそういうことですね。

 

そういうことの積み重ねでコロナで外来の患者さんが減っても、在宅の患者さんやFAXで処方箋を送って取りに来てくれた患者さんも増えました。

そういうことを出来るかどうかは大きいはずです。

 

村越さん、どうもありがとうございました!

 

HbA1C測定

 

 

 

 

 

 

 

 

 

HbA1Cを薬局で測ることも出来る。(写真は村越さんと筆者)

管理栄養士さんの栄養相談を行っている日もある。

 

 

まとめ

 

人材のエージェントとしてお勧めできる点をまとめておきます。

 

・総合病院の門前で多くの処方箋を勉強できる

・在宅にも力を入れており希望者は経験を積むことができる

・転勤、異動は基本的には行わない

・人数が多く、職場も広い為、負担になることが少ない

・設備投資をしており「対物から対人」へ移行している

 

特にお勧めのポイントは社内の雰囲気が良い事です。

あとは村越さんがいらっしゃることも大きいかなと。

いろんな方にお会いしていますが尊敬している方の1人です。

 

私も何度と足を運んでいますが、

風通しが良いのか従業員の方がギスギスしているのを見たことがありません。

忙しい中でも和気あいあいと働かれている印象です。

弊社からご紹介した方も元気に働かれています。

 

(「見学に来ているからでしょ?」と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、見学時でもギスギスしている職場はあります。)

 

興味がある方は見学へお連れしますのでお気軽にご連絡ください!

では。