【あるある】リスティング広告に失敗した会社がやりがちなこと

こんにちは!
寿五郎です。
リスティング広告に失敗する会社の特徴を分かりやすくシンプルに書いてみます。
セカンドオピニオン的にアカウントを見てきましたが、
リスティング広告に失敗した会社がやりがちなことは大きく2つです。
要点を先に書きます。
「代理店を手数料ありきで選ぶ」
「部分一致で入稿する」
のいずれかを行っていると高確率で失敗しています。
それでは書いていきます。
リスティングの代理店を手数料ありきで選ぶ
リスティング広告の代理店を手数料ありきで選ぶ会社さんがいます。
「毎月の広告費を50万円使うけど手数料は3万円におさえたい」
という会社さんは意外に多いです。
この場合、広告費40万円にして手数料10万円はらった方が良い運用をしてくれる可能性が高いです。
なぜ安い代理店はイケていないのか?
実際にリスティング広告の運用をしてみるとよくわかりますが、本当に手間のかかる作業です。
「運用者の拘束時間・腕=運用代行費用」です。
東京都の最低賃金が時給1013円(2019年11月現在)です。
3万円分は月30時間未満の運用です。週1日、7.5時間運用すれば上限です。
実際にはマックスの運用時間を取ると会社としては利益が出ないのでそこまで運用はしないでしょう。
結果的には安い代理店の多くがアカウントの初期設定を終えた後は何もしません。
放置です。
高い代理店が優れているとは限りませんが、安い代理店は総じて広告運用がイマイチです。
どうしても安くでという方は個人事業主で探してみましょう。
それでも工数を考えれば3万円以下で受ける人はほとんどいないはずです。
ちなみにコンペで決める会社もありますがあまり意味はないでしょう。
それであれば実際に3か月ずつ運用してもらった効果で決めた方が良いです。
マッチタイプを部分一致で入稿している
自社で運用した場合、代理店に頼んだ場合も共通です。
マッチタイプを部分一致で入稿しているアカウントの多くが失敗します。
「広告費はかかったけど問い合わせが来なかった」
と話される方の99%はマッチタイプを部分一致で出しています。
「マッチタイプって何?」という方はリスティングの本やセミナーに行って基礎知識は身に付けましょう。
代理店に頼む場合も同様です。
最低限の知識がないと他人の運用が正しいかどうかの判断は難しいです。
家を作るときに「1LDK」や「2K」が何を表すのかわからなければ
工務店の方と打ち合わせできないのと同じです。
ネット広告の市場は伸びている
ご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが、ネット広告の市場は伸びています。
「インターネット広告費」が1兆7,589億円に/「地上波テレビ広告費」の1兆7,848億円に迫る
ほぼテレビの広告と同等になっていますし、近年中に抜くでしょう。
媒体を問わず効果が無い広告を継続して使う会社はありません。
ネット広告はうまく運用さえすれば効果があるという証拠です。
「リスティング広告で失敗した!」という会社は自社の広告を部分一致で出していなかったか見てみてください。