派遣以外にもあった!単発で薬剤師さんが働く方法!
こんにちは!
寿五郎です!
今回は稀に問い合わせを頂く薬剤師の単発のお仕事についてです。
先に結論を書くと、単発の仕事に就くのは難しく、基本的にはないと思った方がいいでしょう。
単発の薬剤師のお仕事について
さて今回は単発で働かれたい薬剤師さん向けです。
派遣法が改正され、単発の派遣という働き方が難しい中、
どうすれば単発で働けるんでしょうか。
単発での働き方は大きく分けると2つ
単発での働き方は3つあります。
1.派遣として働く
2.大手法人に属しながら働く
3.ご自身でアルバイトに応募する
派遣やバイトはポピュラーですが、
2はあまり聞いたことがないかと思います。
それぞれ順に書いていきたいと思います。
単発派遣薬剤師の近況について
派遣法が改定されて働く条件が年々非常に厳しくなっています。
厚生労働省に日雇派遣の原則禁止についてのページがあります。
詳しくはこのページをご覧ください。
簡単にまとめると下記の通りです。
■日雇派遣の禁止の例外
派遣労働者ご自身が次の要件の一つ以上に該当する場合
ア.60歳以上である場合
イ.学校教育法の学校(専修学校・各種学校を含む)の学生又は生徒(定時制・通信制の課程の在学者等を除く)
ウ.本業の年間収入の額が500万円以上である場合
エ.主たる生計者でなく、世帯の年間収入の額が500万円以上である場合
基本的には派遣会社が教えてくれるかと思いますが、
派遣で単発のお仕事をするのはとてもハードルが高くなっています。
「週20時間以上働くのであれば問題ない」と謳う派遣会社も多いですが、
1日5時間×週4日を勤務するのであれば現在の職場で勤務されたほうがいいです。
個人的にはもはや単発ではない気がします。
法令順守しない派遣会社もあるのでしっかりと確認しましょう。
派遣薬剤師をオススメするのは
60歳以上でお仕事が見つからない薬剤師さんです!
派遣は基本的に休めないので、
子育てをされている方にはオススメできません。
「派遣でも休める」は営業トークですし、
単発の派遣というのは何があっても基本的には休めないと思われた方が良いです。
そして、派遣法改正により60歳以上の方しか実質働けない状況となっています。
つまり単発の受け入れOKの職場は60歳以上の方も歓迎の職場ということになります。
職場が見つからない方は派遣を活用
「職場が見つからない」とお困りだった方にはとても良いです。
ただし、普通の紹介会社に頼んでも年齢は関係なく仕事は見つかります。
「派遣と直接雇用、どちらがいいのか」というご自身の判断になります。
大手法人に属しながら働く
大手の薬局さんですと、
1つの地域に複数の店舗を運営されていることが多いです。
その1つの店舗に行くのではなく、複数の店舗に行く形になります。
(例)月曜⇒A店 水曜⇒B店 金曜⇒C店
これですと、派遣ではなく法人に直接雇用されている形になります。
また上記のように曜日や店舗を固定しない場合でも、
法人と相談の上、ご自身の都合が合うときに空きがある店舗で働くことも可能です。
派遣に近い形です
つまり、派遣会社の営業さんが行っていた部分を
本社の人事の方やマネージャーの方が行って頂くという形です。
ご自身の近隣に同一法人の大手さんの店舗が複数ある場合は
こういった働き方もオススメです。
「ラウンダー」というような表現で募集していることがあります。
単発のアルバイトへ応募する
地域の薬剤師会で休日や夜間の当番薬局の対応をしている場合は募集が出ていることがあります。
勤務中の職場に相談の上、そちらも確認してみましょう。
これに関しては月に数回になってくるので単発に近いです。
それ以外の短期・単発の募集に関しては
「次の仕事が見つかるまで」
のような一時的なものであればオススメします。
基本的にはご自身で求人を探し応募という手間がかかります。
正社員であろうが、単発であろうが仕事を探す手間というのは同じです。
まとめ
単発と一言で言っても様々です。
60歳以上の方は派遣。
それ以下の方はアルバイトで探すことをオススメします。
長期的に単発をされたいのであれば、
大手法人に属することもオススメです。
では!